アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

公用車

吉田松陰は、長州(萩)の人である。そのため、わたしとしては、松陰のことはあまり好きではないが、彼は公と私を厳密に分けたという。それは、松蔭の考えというより、その師、叔父の玉木文之進の教え方が大きいのであろう。

 

公用車を使って私事をする。

そのぐらい認めないと、仕事ができないだろうという意味のことを、ニキビ対策タレントの女性が言っていた。

この場合、いつものキーワード、「わたしも子育てしました」を武器に、私事に公用車を利用するのは、女性の働き方について、認められる。そうしなければ、働く女性はいなくなる、と。

 

ほんとだろうか。

 

わずかの時給のために、自転車をこぎ、息を切らして乳母車を押し、汗びっしょりで東奔西走する女性をよく見かける。

それを知っているが故に、敢えて言う。「公から給料をもらっているのだからせめて、タクシーを利用しろ」と。まあ、あの経営者の政党の人は、こういう汗とか息とかという働き方は理解し難いであろうが。

 

ここで肝に命じておくことは、公に勤める人は私を忘れることである。自分のお友達、自分の子、そして自分のパーティー。

自分は微力ながら、どのように公の幸せのために尽くしていくか、そればかりを考える人こそ選ばれるべきである。

 

公になして私を肥やす者は、盗人と同罪である。ビーバー

 

でも、公用車って本当に無駄じゃない?やめてしまっても困らない自治体もあるでしょうに。

 

ビーバー