アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

我慢はダメよダメよダメなのよ

昨日は、母の膝の腫れで近くの整形外科を受診した。自宅から徒歩2分のところにあるものの、歩けないので、帰宅途中にクリニックにより車椅子を借りた。

度々同じ症状が起こるので、クリニックも承知のことである。「すぐに連れて来ます」と、家まで運び、母を乗せてとんぼ返りのはずであった。

しかし、母は、診察券がない、足が痛い、鍵がない、足が痛い。と、ブツブツ言いながら、15分もかかってやっと車椅子に座った。

クリニックに行くと、なんと、すぐに診察室に通された。車椅子を借りた時点でくることがわかっていたからということで、カルテを用意してくださったのだ。

診察が終わり、薬局に行くと、お薬手帳で、目薬を使っているのかと、尋ねられた。目薬の処方されていたなんて知らなかったし、母も、眼科は完治したものだと解釈していたらしい。このままでは、失明の恐れがあるため、できるだけはやく眼科を受診する事にした。手帳を調べてくれた薬剤師さんに感謝である。

今日の夕方、母の部屋に行くと、異常に蒸し暑い。エアコンをつけていないような暑さである。聞いてみると、28度にしないといけないからと、当たり前のように話す。

なるほど多くの役所は、地球温暖化阻止大我慢大会を28度で繰り広げている。しかし、28度という数字は。人間の生活にとってなんの根拠もないものである。それが、クールビズとかなんとか、つじつま合わせの生活習慣一時変更申し合わせ事項を徹底させる過程で、エアコンは28度でなければならないということが、多くの庶民に浸透してしまっている。

特に。戦前の教育を受けた母には、それこそ大本営の発表や隣組の約束ごとのように、命懸けで守らなければならないことなのである。

仕事をする者にとっては、男女差が一度近くあるものの、25度がよいとされている。いくら28度が、経済的であるとはいえ、仕事の効率が落ちるのでは元も子もない。

とにかくエアコンの温度を下げ、涼しくした。こんな風にして、熱中症になるお年寄りがいるのではないかと心配になった。

 

我慢禁物。弱虫で結構。

夜中もエアコンをつけて、掛け布団をして、快適な睡眠をとりたいものだ。