アヒージョ好きのビーバー

なんでもバリバリ噛り付きます。

蝉の夏

今日は、1日暑かった。

もう昼ごろは、外に出ると死ぬぞと言う怪情報も飛び交っていた。すぐ前のデスクの若者は、「このままでいくと40度近く行くのじゃないですか。」といい加減なことを言いはじめ、周りは記録的な事態になっているのではないかと、心配し始めた。それほど、異常な暑さだった。

また、火曜日の夕方と同じように、子どものちびまる子ちゃんのタオルハンカチを、風呂場のそれのようにビチャビチャにしながら、帰宅した。

 

カバンを玄関に置き、すぐに庭の水やりをした。まだ名前の知らないシンボルツリーの下に、いくつか穴が空いていることに気づいた。もうそんな季節なのだ。夏といえばセミとスイカ。うちのシンボルツリーは、カブトムシが好きな亜熱帯の植物らしい。名前を聞くのを忘れたので、本当にわからないのだが、毎年すごくたくさんのセミが羽化する。抜け殻の様子からして、その数は年々増えてきている。庭の地下がどうなっているのかと気になった。また、賑やかになるなあと、まだ、母も眼科から帰っていない静かな家に、お腹をつけてクチャクチャになって寝ているりょうをまたいで、はいった。

 

こんな暑い日はやはり冷たくしたそうめんだ。と、思い立ち、早速準備にとりかかった。早い者勝ちのシステム。

色々なものを準備しつつ、適当につまみ食いをしながら、いよいよそうめんを湯がくところまでこぎつけた。

ちょうどその時、娘がすごいすごいと言いながら帰って きた。スマホの写真を見せながら、今なら10匹はいる、と見に行くことを急がせた。

セミの羽化の写真である。

電気のコードに、自転車に、葉っぱに、庭のいろんなところで一斉に羽化しているらしい。娘の興奮した言葉の勢いに押されて、階下に向かった。

庭の様子は、娘の言う通りで、あちこちで羽化していた。よくもこんなにたくさん一斉に羽化するものだなあと、感心することしきり。

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でも、こんなにたくさん一度に羽化するのは、どんな意味があるのだろうか。天変地異の前兆なのか。それとも、幸せの黄色いリボンなのか。

避難の準備をすべきなのか、宝くじを買いに行けばいいのか。

とにかくすごい景色である。

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一体何匹羽化するのだろうか。 

確実なのは、明日の朝は、セミの声で起こされることである。