アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

ゼロ回答で栄進

また、公務員の昇任の話である。
どうしてという、人事がまたあった。世間はびっくりしているが、公務員の世界では当たり前のことだという。
同じような学歴を引っさげ、同じような仕事をする。突拍子も無いアイデアが採用されることはなく、全て前例主義。
市役所、区役所で座って仕事をしている人は、よほどのことがない限り、定年まで行きつける。誰がダメかはわかるが、優秀さはわかりにくい。そんな中で競い合うのである。
しかし管理職になっても、所詮前例主義の単調な仕事である。仕事の量は減る、お茶は入れてもらえる。部下にセクハラまがいの発言ができるし、パワハラの醍醐味を味わえる。

公務員の悩みの相談をよく受けたが、管理職の、バカさ加減は並大抵ではない。
とにかく金である。同じ仕事をしているから給料が多い方が得であるが、それが退職金や年金に跳ね返る。

これは、教員になればさらにエスカレートするようだ。大卒ばかりの中で競争する。悪口、不倫、パワハラ、セクハラの横行。委員会と最後の頼みの綱の組合の癒着。それに加えて、子どもと親の変化。民主主義を勝手に解釈し、世の中の不満を学校に持ち込んで来る。自分のやるせなさを教員にぶちまける。体育系校長らによる横暴な学校運営。親分子分の関係があり、そのコネで管理職が選ばれるので、なかなか浄化できないという。

警察も同じ。高卒が多い集団の中で幹部をどう選出しているのだろう。どんなに忠実なのか。子分として飼い慣らせるか。タバコを咥えたら、すぐに火をつけるか。など、気遣いともMっ気ともわからないもので、選別するのだろうか。
いずれも、公務員は、選ぶ側もつけとどけでなってるものだから、もう、グチャグチャなのだ。
マスコミは、霞ヶ関だけでなく、役所や教員や警察官の取材も本気ですべきだろう。すでに警察は、暴露本が出ているが、教員は真面目な人が多く守秘義務の訓練を受けているので、いじめ事件や教員の不祥事が起きないと明らかにされない。学校の中で、黙々と子どもと学び合っている真の教師にスポットライトを当ててあげてほしい。

でも、どの世界もつけとどけで済ましているのだろうなあ。