平和賞は剥奪?
ミャンマーの軍事政権が一応手を引き、兼ねてから、民主化をすすめそうな、アウンサンスーチが、実質的に国を治めている。
彼女の父アウンサンは、ビルマ軍の将軍であって、第二次大戦の末期、昼間に進軍していた日本軍を裏切り、イギリスに寝返った男である。日本の敗北を予想した卑怯な行為ではあるが、逆に建国に尽くした英雄扱いを受けている。
アウンサンスーチは、長く母と暮らし、イギリスに渡り、教育を受けた。これでお分かりだろう。アングロサクソンのもつ、病的な一方的な正義感と、自分以外を見下げる人種差別的な思考パターンを身につけたのであろう。
案の定、国内では、えげつないことになっている。イスラム系少数民族である、ロヒンギャ族を、軍が虐待しているという。
ローラの国バングラデシュには、もう27万人が難民として、脱出した。
国際的に、アウンサンスーチを非難する声が上がり、彼女に渡されたノーベル平和賞を剥奪せよという世論も高まってきている。
それ以上に、あの世紀の異常集団、イスラム国の活動家への育成が行われるのではないかと危惧される。
NHKニュースによると、
『7日に、国家顧問であるアウンサンスーチは「だれもが法の下で守られるようにしたい」と述べロヒンギャの人たちの保護に取り組む姿勢を強調する一方で、問題解決には時間がかかるという見方を示した。』
とある。
同時に、長い年月、この問題が解決していないことをいいことに、なかなか解決できない旨を、言い訳している。
本当だろうか。
みんなが騒いだから、言い訳したのではないのか。もともと、アングロサクソンの闊歩するイギリス仕様である。南アフリカも、オーストラリアも、人種差別をしてきたではないか。アラブもイスラエルも騙したではないか。
そんな鼻っ柱の強いイギリスを国を信奉する彼女には、世界の人の他人の忠告は届かないのではないだろうか。
余談だけど、似てない?
やはり、平和賞は、返却だ。