アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

やはり国民はバカなのか?

今回の選挙で、自民党に投票しなかった国民を、在日とか朝鮮人と呼んでいる。自民党が、率先しているのか、それに付随する宗教団体や、日本会議や、青年部がやっているのかわからないのだが、もう、2ちゃんねる状態である。

ヘイトスピーチにも、該当することなので、出所を追っているところだ。こういう形で、非国民という言葉が生まれ、反対の言葉がけされていったのである。開戦時には、京都大では、敗北になることは、すでに分析をされていた。

安倍が言った、こんな人たちという言葉は、言い換えれば、非国民だまれである。

国民は、まんまとバカにされた。というか、美容院でパーマをかけていたおばちゃんも、まあ、自民党しかないわなというぐらい、本当に、国民はバカなのである。

 

学校教育では、おおよそ、クリティカルシンキングは、学ばない。一部のリーダーにしか、学ばせない。自分を含め、集団の舵取りには、もしもの時の状況判断で、疑ってみること、真実を見抜くことが、大切であるからだ。

リーダーだけの訓練だから、ほとんどの人たちは、逆に命令や決まりに従うことを覚え、良き理解者を演じる。その良き理解者が、パーマをかけているおばちゃんなのである。

 

さて、今回の、加計学園隠し解散総選挙について、AERAで、直木賞作家の中島京子さんが、ズバリ、指摘していたので一部だけ紹介する。これを読んで、そうだなあと思えた人は、幸いな人だ。

 

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『今回の選挙でつくづく、永田町政治は国民をバカにしていると感じました。臨時国会で自身の疑惑の説明責任を果たさずに冒頭解散した首相に、風を吹かせたもん勝ちと考えた見極めの甘い希望の党。もちろん政権はつど選択できたほうがいいけれど、政策も考え方も似たような党が2つあればいいってもんじゃない。訴える内容も、とってつけたような教育無償化、ひどいものでは花粉症ゼロなど、「国民はバカだから、選挙の時だけ耳あたりのいいことを言っておけ」という意図が透けて見えます。「朝三暮四」という故事成語がありますね。春秋時代に宋の国でサルを飼っていた狙公がえさのどんぐりを減らす際、目先の利益をちらつかせてサルを口車に乗せて納得させた話からできた言葉です。政治家は、私たちのことをサルだと思ってるの? と腹立たしくなってきます。

 国民をバカにする政治のひどさは、第2次安倍政権で底が抜けた気がします。メディアへ圧力をかけ、議会や憲法をないがしろにする。強行採決や冒頭解散など、安倍政権は「禁じ手」をいくつも使ってきました。私が一番恐れているのは、「緊急事態条項」を憲法に加え、内閣が「戒厳令」のようなものを出して議員任期を延長できるようにすることです。政権が選挙をしない権限まで手に入れるということですからね。』