アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

日清焼きそばの作り方

日清焼きそばが、大好きだ。

嵐の日でも、停電の日でも、作って食べることができるよう、買い置きは欠かさない。日清焼きそばとイトメンのチャンポンめんは、青春の味だ。わたしの体は、日清焼きそばとチャンポンめんで、できていると言っても過言ではない。

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日清焼きそばが、発売されたときのCMで、キャンパーが、川のそばで作っていたシーンが忘れられない。

あの、「日清焼きそば焼こう」と言うセリフとともに。

焼きそばといっても、焼きそばUFOではない。フライパンを使って作るのである。袋麺である。

 

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ネットでは、やはり大好きなユーザーがいるが、大方、煮過ぎてしまい、柔らかになるか、フライパンにこびりついてしまうという悩みを抱えている。

 

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調理法には、フライパンに220mlの水をはり、沸騰させるのだが、当然麺は全部湯には浸らない。せいぜい、半分の高さまでである。

 

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それだから、30秒で上下をひっくり返すように書いている。これをしても、なかなか柔らかくならない。大切なことは、麺をできるだけ早く、半分に分離することである。3分以上何処かが浸かっていると、柔らかな食感になり、元も子もなくなってしまう。

いろいろ試してみたが、初めはやや長く、45秒ほどで返すのが一番剥がしやすい。麺は、2枚に折りたたまれた状態なので、これをできるだけ早く開くことができればいいのだ。どちらが開くかは、簡単に見分けがつく。

火は、中火を守る。大抵の場合、ラーメンと同じ感覚で、強火で勝負をしてしまう。だから途中で水不足になり、カラカラにこびりつくか、大量の水を含ませ過ぎてしまい、ブヨブヨになってしまうかして、失敗する。

ラーメンではなく、焼きそばであるから、上手に水分の蒸発を見守る必要がある。それこそ、蒸発の実験をしている科学者の目が求められる。

 

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広げてから、いよいよ野菜を入れる。綺麗に広げられた日には、宝くじを買おう。

 

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椎茸や、固そうなものは初めから麺と一緒に煮込んでも良い。

あと、1分30秒ほどであるが、この時点で野菜を入れても十分に間に合う。むしろ、遅い方が野菜のみずみずしさが、焦げ付きを防いでくれるのだ。

 

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こうして、水分がいくら残る段階で、粉末ソースをふりかけ、火をやや強火にして麺に絡めると、ちょうど3分である。ぴこびこの音を聞きつつ、「やれやれ、しっかりとソースがいきわたったわい」と呟きながら、やや大きめの皿に盛り付ける。

この仕上げの段階では、箸を動かすよりも、フライパンをゆすってかき混ぜる方が、ほとんど焦げ付きはない。間違っても、初期のCMのように、麺を持ち上げたり、隣の友だちと談笑しながら、作ってはならない。日清焼きそばの、顔色を伺いながら真剣勝負を挑むことが掟だ。

これを守らないと、わけのわからない危機管理委員会からの聞き取りが行われ、理事会や評議員会の連中が、降格降格と喚きながら、焼きそばUFOしか作れない処遇を押し付けてくるかもしれない。

 

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日清焼きそばは、たとえ失敗しても美味しい。それでも、見た目が悪ければ、上に目玉焼きを乗せれば、大丈夫。

おためしあれ。

 

袋は捨てる前に、ベルマークをきりとると、喜ばれる。

 

大盛を 望みて二つ 急げども

二つ目広げ ぴこぴこと鳴る      麺の皇子