アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

朝の車内から12

昨日のキャベツハッピー事件も落ち着き、冷蔵庫に御坐すキャベツを確認し、家を出た。

今日も寒いが、暖かな日が差している。温室なら、おそらくポカポカだ。

 

案の定、車内は暖かい。ヒーターの下からくる温かさと、日光による暖かさが融合し、たまに、駅に着くと、ドアの開閉により、冷気がカミソリのように差し込んでくる。また、それが次の駅までに、温かさが取り戻していく有様は、まるで、枕草子にでも書き加えることのできそうな気もする。

 

冬はつとめて。雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜などのいと白きも、またさらでも いと寒きに、電車など急ぎ乗りて、暖かくなりゆく様、いとつきづきし。やがて温まりて、扉を打ち開き風入りければ、冷たき風の流れを脚に、パタパタと押し寄せること わろし。