アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

今日、本屋に買いに行く本

JRの車内広告に、朝日が、加計学園の事件を捏造し、史上最大のガセネタを垂れ流したと、例の安倍一派の主張を弁護する書籍の、案内が貼られている。ずっと、初めは中吊りであったものが、今はドア付近、しかも優先座席のそば、じっくり見てもらえるところに鎮座している。

これは、本を売るつもりの広告ではない。そういう主張を、乗客に見せ、自分たちが被害者であり、加計学園の事件はそもそもなかったという、印象操作をしているのである。

 

f:id:deebtomy8823:20180302023539j:image

つまり、お友達として、こっそりやっていたことが、いや、それはまずいのではないかと、正義のかけらを投げつけた、役人に正体をバラされ、それでも、自分は悪くない、加計学園の事件は、勝手になったことで、騒いでいる奴は、敵だと、主張しているのである。

なんどもいうが、この手の本は買っても意味はない。ほぼ、言い訳。どっちみち、朝日は頭がおかしいというところに、落ち付けようとしているだけで、今までの歯切れの悪い答弁や、逃げ口上を見てきたわたしたちにとっても、胸糞悪い本であることは安易にわかる。

安倍首相の心は、富士の山に降る雪よりもまだ白い、とかなんとか書いちゃって、誰がそんなこと信じるだろうかと、思う一方、全て同じやり方なんだなあと、国民を馬鹿にしたやり方に怒りがこみ上げて来るのである。

 

今日は、スーパーに寄って買い物をし、早く帰って、ぶりの照り焼きをつくり、文具店に製本テープを買いに行った。明後日の講演会の資料を、少し丁寧につくりたかったからである。幅35ミリのテープを、4本買い、あまりの値段の安さに、新入学準備セールが始まっていたことに気づいた。全品2割引である。資料は100部。

 

帰りに、同じ階にある行きつけの本屋に寄って、この土日に読む本を物色した。前々から気になっていた本で、やはり、今読んでおかねば、戦争が始まってからだと後悔するだろうと思う本を買った。

 

国難を呼ぶ男!安倍晋三

THE独裁者

東京新聞記者 望月衣塑子

経産省官僚 古賀茂明

KKベストセラーズ

326p  本体1500円、

である。

 

空気を読まない二人の、忖度なしの徹底討論というキャッチフレーズが、むむ、やはり言ってしまうのかという、危なっかしさと、これを理解しなければ、騙され続けてしまうのだという焦燥感に苛まれる。

もうわかっていることであるが、この国の首相は、国民目線は持たない。国民は、明らかに自分の欲望を満たす道具である。円安の維持のため、紙幣を刷り続け、税金で株を買いまくる。

実質13,000円の株価が、二万円を超え、順風満帆に景気が良いと見せている。日銀も、自分側の、何も考えない役者を揃えた。

約束しても守らない隣国に喧嘩を売り、アメリカを盾に、後ろから罵声を浴びせ、関係悪化をすすめた。アメリカは、やがて中国に、軍事力では、叶わなくなることは知っている。日本の絶対的同盟国ではなく、占領国としての利権をいつ手放そうかと、正直そのタイミングを図っている。そう、自民党というアメリカのいうことを忠実に聞いて、アメリカに有利な政策をすすめる政党を利用して、傀儡的に占領政治をしているのだ。

こんな国を、ネトウヨを動かして、世界一美しいとほざいたり、国民の民度が中国より高いと、訳のわからないことを吹聴している場合ではない。

この本を読んで、とにかく、今、国民を騙しながら何をしているのか。このままいくと、どんな世の中になるのか。さらに、自分は、いつこの国を捨てるのか、それとも救うのか。立場性も明らかにできると思う。

そういいながらも、結構読んでしまった。

 f:id:deebtomy8823:20180302023212j:image

Amazonでは、ネトウヨの低評価にする作為的な投稿もあり、中身に反して、評価はまあまあであるが、真の愛国者なら、ぜひ手にとって読むべきである。