悪の巣窟(悪巧みはここまで)
国会で、いよいよ森友忖度賄賂事件の幕が開いた。当事者が政治とな関係を認めているのにもかかわらず、忖度でしたことで関係ないと逃げ通せると考えていたことが、いよいよ、ちょびっとだけ、公になる。
賄賂は、お金だけでない。
人事権を握られていたり、仕事を束縛されるものであっても、その人の行動を公から私へと貶めてしまう。
そういう、精神的なやりとりも、不正にあたるのではないか?パワハラに近いものによって、この国は動かされているのではないか。そうなると、与党の片隅にいる政党など、何の自浄能力もなかったわけで、そばにいてその行為を手伝っていたわけである。
ナチスが、宗教的なまでに高めた民族主義のやり方を、そのまま信じている人が牽引しているのだ。
ましてや、府民に都構想を掲げ、新しい道を説いた輩なんぞは、その右翼的教育思想を官邸と共有し、チンピラのように御堂筋を肩を張って歩いていたのである。
今まで、この国は、一体全体戦後70年間何をしてきたのであろう。世の中の流行や、マスコミにアホほど弱いおばちゃんは仕方がないにしても(でも、賢い人の方が圧倒的に多い。控えめなだけだ)、若者も右傾化し、さらにオリンピック、万博と、国粋主義、一億総火の玉、玉砕という道が待っている。
わたしの母親でも言う。
戦前に似てきた。
しかし、戦前は、女性に選挙権はなかった。男が決めた、都合の良い馬鹿話に、従わざるを得なかった。そういう文化の中に、生活していたのである。
だからこそ、今回は女性に奮い立ってほしい。
私たちの生活の文化は、かなりのところ、この5年間に変化させられてしまった。教育に手を入れられ、しかも基本法までいじられてしまった。奴らにとっては、してやったりなのだ。子ども一人ひとりの学びを、国家のための学びとしたのである。教育は、人格の形成と、民主国家としての理念を学び、憲法に書かれている条項を実現できるような社会づくりのために、責任を持って行うものではなかったのか。
かなり、安倍に好きなようにやらせてしまった。これからは、私たちも反省し、2度とこんなメチャクチャな、輩が総理大臣にならないよう、思想的なつながりも収賄と位置付けられるよう邁進しなければならない。