アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

茶碗蒸しの逆襲

少し前、玉子が高かった。10個パックが、240円から290円にもなっていた。今まで170円そこそこであったが、餌代だなんだかんだと理由をつけられ、これは政府のアホノミクスの成功の一端であるインフレーションを醸し出す、一因になるのかと警戒していた。なるほど、世界的な原料不足が原因で小麦粉が高騰し、おまけに原油高も重なって、何でもかんでも値上げのはずであった。

体がラーメンでできているわたしも、即席ラーメンの高騰にカチンときていた。5食入りパックが、スーパーで315円以下には下がらなくなった。以前は295円、底値で215円であったのに、それと比べたらインチキな値段であった。価格についての、不信感が、定着し、この数ヶ月は、買い物は控えていた。

同じく玉子も控えていたが、最近安いのがではじめた。中にはローソンの店頭や、ホームセンターの安売りコーナーなどでも、200円を切る玉子が出回るようになってきた。それが、1週間に2日ほど、近くのスーパーでも、現れる。

突然現れるので、見つけたら購入するようにしていると、いつのまにか冷蔵庫には、3パックも入っているという状況になる。卵は幾つ食べても大丈夫だそうだが、ゆで卵ダイエットでもする気でなければ、食べ続けられない。

そもそも、そんなに買いだめしなくてもいいのに、バカだなあと嫌にもなるが、卵を料理するということで、生、茹でる、焼くなほかに、蒸すということに挑戦してみた。

茶碗蒸しである。

玉子と出汁が1対3の割合で丁寧にするとさほど難しくないことがわかった。これは、卵一個で2人分の茶碗蒸しができるという即席の商品がなかったので、ネットでやり方を調べたのである。

割合だけ間違わないと失敗は少ないが、玉子を混ぜる時は、泡立てないとか、出汁には塩だけで勝負して素材の良さを生かすとか、しいたけはイキのいいものを選ぶとか、すこしだけ気にすればいいだけだ。

とにかく、その辺の余り物をぶち込めばいい。柔らかい飲み物なので、やたら硬いものや長いものは似合わない。

蒸し器がないので、土鍋に布巾を敷き、水を注いで蓋をした。火加減は難しいが、なんとかなる。沸騰する鍋底の勢いが、付近で抑えられ、また、茶碗も安定する。

今日で4回目。

そこに入れるものは鯖の水煮を入れる。油が浮いてくるが、それはそれでいい。EPAだ。

茶碗蒸しの容器もないので、湯飲みに入れて、作っている。熱いまま食べるので、今日も写真を撮り忘れた。

乞う期待。