アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

芦田愛菜いい仕事している

今夜も、サンドと芦田愛菜の博士ちゃんを見た。

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毎回、何かに凝っている博士級の物知りの小中学生が出てくる。自分のこだわりの研究というかハマり切っていることを、動画も現物も紹介しながら解説するのである。

 

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学校に総合的な学習の時間が導入され、国民の多くは、学力が低下するとデマに騙された。文科省は、きちんと世界的な教育改革の流れに乗った改革をしたのにもかかわらず、教育産業が、入試がなくなるのではないかと勝手に思い込み、また、各種学会も自分の分野が合科でなくなるのではないかと半狂乱になり、ついには、マスコミが、学歴主義がなくなるとクイズ番組がなくなるではないかと東大頂上主義を死守しようとし、ゆとりは学力を低下させるものだとゆとり不要論をでっち上げた。

いちばん、経済からの要望というか献金を受けてプロパガンダに走ったのは悪夢の自民党議員たちである。

教育基本法を改竄し、教員免許法を改悪した。

野党の民主もその矛盾に気づかなかった。

 

もう日本の公教育は、破滅の寸前まで来ている。国立大学などもう本来の姿を成していない。研究機関としての大学もずいぶん減ってしまった。大学と言いながら、高等学校のおさらいをしている大学が多く、論文も書いていないのに、小中学校の校長が無資格で私立大の教授になっている。正直学生は不幸だ。校長は40代から子ども相手のことはしていない。古い過去の遺産を紹介しているのである。

 

死に物狂いになって研究などしてはいない。

いや、大学生は。死に物狂いにはなってはいけないのだ。指導などしてもらえないのだから。

 

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時代は変わった。

 

さて、それでも、小中学生の中では、博士と呼ばれるすごい子どもがいる。どのクラスにも1人はいる。歴史や地理という知識的な分野だけではなく、趣味の延長線上の研究や、知りたいと思った疑問をとことん追求した研究が目立つ。

そこには、こんなことして何になるという変な理屈はない。あるのは、知りたいと必死で真理をつかもうとする人間本来の探究心である。子どもだから、金銭的な欲望は皆無であり、それ故にその研究の純粋さは群を抜いているのである。

そういう、追及に励む博士たちが毎回登場し、自分の研究内容を説明していくのであるが、実に具体的で簡潔で分かりやすい。

国会議員も、見て悔い改めよ。とくに、改竄、隠蔽、破棄、忘却、責任転嫁を繰り返す首相は、健気な子供の姿を正座をして見るべきである。

 

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博士の凄さに驚き、慌てふためいて、狼狽するのがサンドウィッチマンの役割であり、博士の業績をうまくリードし紹介していくのが芦田愛菜の役割である。彼女は、昔のツンツンとしたトゲが随分なくなってきた。人を馬鹿にしているような目つきや言動もなくなり、年下の博士の頑張りにうまく寄り添っている。

人は変われば変わるものである。

いや、本当に賢いから変われるのである。

しばらくは、今はあまり見なくなったテレビの好きな番組の一つとして、楽しんで見ていきたい。