三密をやめろだなんて
今世の中を牛耳っている三密。
密集、密着、密閉だという。
言葉を短くするのは関西の得意技なのであるが、何故か関東から匂ってきた。
それにしても、あのステイホーム週間とはなんだ。日本人だぞ。単語をそれなりに並べているが、何故、プリーズやレッツをつけないのだ。
どうしてホームなのだ。ミサワホームやタマホームは合点がいくが、積水ハウスはどうなのだ。セキスイハイムも、住友林業も、近江住宅の黒沢さんも黙っていないぞ。
行政が、こちらの言い分も聞かず、お前たちこれでいけ、良いか分かったかという上から目線を感じる。
小池都知事は、本当にカイロ大学を卒業しているのかグレーらしいが、とにかく横文字で、さも、わたしもう六十年も英語に親しんでいるもんねという厚かましさが感じられて、聞いている方は、いやな気分になる。馬鹿騒ぎの好きなオプティミストには好評だけど。
いつぞや、ニューヨークの発音は後ろにアクセントをつけることを知らないのかと、日本人を馬鹿にした、河北麻友子のドヤ顔が想起される。そんなに英会話ができないことが悪いのか。文法は完璧だぞ。こちらはシェイクスピア英語だ。会話はあまりしないからできないだけで、英語の映画を300時間み続けると、なんとなくわかるようになるのだ。
それより、英語の本来の、謙虚さや、共感性がないのが気に食わないのである。
だいぶん脱線してしまった。
三密は、仏教用語で、三つの大切なことの意味である。身、口、意。つまりは、体を正しく仏に帰依し、口で真言を発し、心から仏の世界を追求していく。手で印を結びながら口で仏の言葉である真言を唱え、心を仏と一体化させることを意味する。この三つの蜜が、密教、特に真言宗の真の姿なのである。つまりは、お経を上げている姿が尊い。
ノウマク・サンマンダバザラダン・センダ・マカロシャダ・ソワタヤ・ウンタラタ・カンマン
おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼばら まに はんどま じんばら はらばりたや うん
神戸に三蜜を名乗る寺がある。
偶然自転車で通りがかった。
また、ゆっくり尋ねたい。
南無大師遍照金剛
