中華調味料のまとめ買いをするなり

神戸の南京町に昨日買い物に出掛けた。

実は、連休明けまではコロナの影響で閉めているが、その後は様子を見てということで、我慢をしていたが、ついにそこをついてしまったので、木曜日の夕方、自転車で長い距離を漕いで行った。

途中で前回のように、言ってもしまっていては困るということで、店に電話を入れた。すると、4時までということで、もう今日は店を閉めてたということ。

そこで、昨日の金曜日になんとか時間を見つけて買いに行った。ちょうど昼休みの時間、元町なので、びっくりするほどたくさんの人が昼ごはんのために出ていた。ほとんどの店がしまっている中で、セカセカと昼ごはんに出かける人たちのスピードが、異様に速い。まるでコマ送りのような、動きに、そういえば外であまり人が歩いている姿に出会わなかったなあと、感慨にふけってしまった。

店について、挨拶をし、小さなオレンジ色のレジかごを持って狭い階段を降りて行った。いつもは、中国人のお姉さんがいるのに、バイトだろうか違っていた。

地下の売り場は、わたし1人しかいなかった。おかげで、ゆっくり見て回ることができた。調味料と中華食材を買った。

鶏がらスープと、貝柱だしは、いつも買っている。昨日は、お店の安寧を祈って奮発して、白湯スープも買った。

このタイプは冷蔵庫に入れなくても良いので、お得なサイズを買う。

お決まりの豆板醤は中くらいのにした。いつもスプーン半分ほど打ち込むので、辛いと苦情がある。だから、消費量は格段に減っているのだ。

ついでに、オイスターソースも、ヌクマムと味覇（ウェイパー）も買った。ウェイパーは、なんとぷれみあむである。今までのウェイパーに比べ、商品説明によるとポーク・チキンエキスを1.7倍に増量し、野菜パウダーもふんだんに使用することで、肉の旨みや野菜の自然な甘みをアップさせ、さらに丸鶏エキスを採用し天然酵母エキスを加えることで、化学調味料を一切使用せず、素材本来のおいしさを一層引き出すプレミアムな万能調味料になったという。

すごい。

おいしくなったのだ。

すごいけど高い。

ということは、今までのウェイパーは、科学調味料が入っていたのか？

王将で、この商品は日本産の野菜を使っていますという文言を見つけた時以来の、居心地の悪さを感じてしまった。

ラーメンの玉を買って昼は上海汁そばだと、意気込んでレジを済ませた。レジのお姉さんは日本語ペラペラであった。賞味期限近くの中華菓子を勧められたので、これもお店の安寧のために買った。

家に帰って、気づいた。

うちは、元々のウェイパーを作っていた京都の創味シャンタンを使っているのだ。また、白湯スープを買ったので、甜面醬や、豆豉醤（トウチジャン）を買い忘れた。

おかげで、夕食の麻婆豆腐は、名古屋の赤味噌と砂糖で代用した。

それでも腕がいいのか、運がいいのか、花山椒が効いたのか、なんとかそれらしいものになった。