アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

須磨浦公園もごみだらけ

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今日は、午前中は高取山への登山に出かけ、山で暮らす猫たちと出会って来た。

 

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昼からは、久しぶりに、自転車に乗ろうと、神戸の塩屋までサイクリングに出かけた。潮見台という、須磨駅の山の方まで登り切り、谷を下りた。まるで、源義経の一ノ谷の坂落としの物語のようであるが、わたしは、一ノ谷は須磨ではないという説を推している。

 

先日のNHKの歴史番組が、勝手に須磨浦の一ノ谷が本命のように放送していたが、それはあとで面白おかしくしたものであると考えている。

当時の武士の慣いから言うと、義経はとんでも無く卑怯な男であり、心理学的に言うといいカッコしいでとても劣等感に裏打ちされた目立ちたがりの嬉しがりの気象が見え隠れする。

ちょうどサッカーがブームになりはじめたころ、独り言を言いながら、やたら長い髪を振りかざし、友達と決して馴染まず、自己主張ばかりくり返していた、サッカー少年に似ている。まさにそのものであったであろう。

 

須磨浦公園に、一ノ谷があったのかどうか、鵯越がここにあったということを、古代の呼び名で説いていたが、そんな細かなことが、中央に届くはずもなく、地形と義経の人柄と、聞き書きの物語であるということを考えると、馬が小さかったとは言え、あんなところから下りてくるはずはない。

 

まあ、とにかく須磨浦公園の近くには、敦盛塚があり、この辺りという指標となっているのだら、須磨寺とはずいぶん西に離れているが。

 

塩屋までは、JRの線路がすぐ海岸側を走り、乗車していても景色の良いところである。JRと、国道2号線と、山側に山陽電車とが走り、しかも、その山側は、数軒の家屋はあるものの、急峻な崖である。

 

そこを、左手にJRの線路を見ながら、自転車で走った。西向きは、舞子のアウトレットに向かう車が渋滞している。これは、いつもの休みの日の光景だ。そこを、ランニングしている親子や、明らかにマラソンランナーと思われるユニホームにみを纏った若者が走っている。そこを、フレンチバルブのパイクでウヒョウヒョとすり抜け追い越していく。中には1人分しか道幅がないところもある。右の車道側にはガードレールが、左のJR側には鉄のフェンスがある。

 

この景色の初めには、ガソリンスタンドがあり、よく掃除が行き届いていた。毎日近所のゴミ拾いをしていると、ついついゴミが気になるものである。すぐに紙類があちこち道に散らばり始め、JRのフェンスの下から線路にかけてその何やらわからない紙ごみや紙コップ、お馴染みのハンバーガーの包み紙など、むちゃくちゃになって落ちている。捨てる人は、ゴミ袋に固いゴミを持ち込んでいるのであろう、何本かある海までの暗渠には、沢山の青いビニール袋がうんざりするほど積まれている。どうしてと悩んでしまう。どうしてこんな状態になるまで放っておいたのだという方の驚きである。神戸市も、JRも、国土交通省も、だれも維持していないのだろうか。これは誰のものなのだろうか。

この堆く積まれたゴミ袋が劣化し、破れ、ゴミを周りに撒き散らしているのだ。ビニールは、どんどん海に運ばれていくのだ。

何をやってんだ。

と、思わず声が出てしまっていた。これがファッショナブル神戸の真の姿なのである。

 

塩屋まで行き着いたが、たるみまで行くと帰りの歩道は南側一つなので、面白くもないから、駅で北側の歩道に渡り、東へ引き返すことにした。今度は、左側が山側で山陽電車の石垣と溝、右側が国道2号線となる。今度は緩やかな下りが2段階にわたってあり、漕ぐのは楽ちんである。やがて、ファミレスを通り過ぎる時にふと左手の溝を見ると、またまた、ゴミが捨てられていた。この辺りから須磨浦公園にかけて、すごい数のハイボールやコーヒーなどの空き缶と、明らかに、公園で食べた残りを捨てて帰ったと思われる白いレジ袋、トレイ、包装紙などがある。雨水が流れる溝ではなく、まるで、落ち葉の上に置かれたゴミ箱のようである。200メートルは続いている。

これが、神戸の観光地なのである。f:id:deebtomy8823:20210227215450j:imagef:id:deebtomy8823:20210227215506j:image

 

 

どうしようか、

えらいものを見てしまった。

見てはいけないものを見てしまった。

 

いちど、区役所にでも聞いてみることにするが、溝に入ってもいいのなら、自分で掃除をしたい。でも、燃えるゴミ袋は20枚、ビン缶袋は10枚はいると思う。

 

不法投棄を防ぐために防犯カメラや、注意書きをきちんとしないと、神戸市民として恥ずかしすぎる。