落城近し
築城3年落城1日
昨日、神戸の「正論」懇話会での発言である。
公務員の世界では、情実な人事、パワハラ、無視など当たり前の事で、どこの世界にもあることは、普通に存在する。
事実、昇任試験なんてものは、不正の闇が渦巻いている。誰がどういう基準で選考しているのかさっぱりわからない。
特に、教員に至っては、どうしてあんな人が、なぜあの人が、という人物が、平気で昇任している。論文、面接と言いながら、結局何がなんなのかわからないのである。選んでいる人も情実人事の申し子なのだから。
不倫をしていても、暴力行為をしても、いわゆる強い親分のような烏帽子親についていれば、すべて安泰なのだ。
元軍に先鋒として戦い、負傷し御恩を口利きで勝ち得た竹崎季長の頃から、何も変わっていない。それは、上下関係の中で生きる体育会系の世界そのものである。
「逆風に 神戸の空は さつき晴れ」
そんなに神戸の空は、一点の曇りもないのか?
さて、ずいぶん横道に逸れたが、改憲9条にむけて、またおぼっちゃま発言である。
そもそも、教育基本法を改定し、教育に国家主義、政治主導の考えを注入したのは誰か。
日教組を目の敵にし、労働組合を悪の権化として位置付け、大阪のチンピラと一緒に糾弾したのは誰か。
そうしながら、学力低下や社会の変質を一方的に教員の質に置き換え、教員免許制度改定という極めて不可解なチェック機能を作り上げたのは誰か?
教育勅語が好きなのも、お友達だけを大切にすることも、困った時に人の責任にするのも、すべてお見通しだ。
私立の小中高で学びながら、公立学校の悩みに寄り添わず、おぼっちゃまは、自慢のおじいちゃまの遺志を実現すべく、庶民を見縊り相手を罵り卑怯な手段に出てくる。
まあ、この流れは、あの党に所属する人のステータスでもあるのだが。
誰が、この闇を晴らす先鋒になるのか。
右傾化した一部テレビ番組に重々騙されないようにし、新聞もよくよく読み捨て、役に立てるよう勉強していきたい。