アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

愛犬りょう2〜家庭教師編〜

昨日は、曇りになる予定だった。

 

ニュースの後は、五分程度の天気予報があるが、この三連休は、次第に空模様が悪くなる予定であった。実際に、金曜日の朝の9時の天気図を見ても、土曜日は晴れるものの、日曜日は薄曇りだと予想できた。

滅多にしない天気を予想したのに当たらなかった。昼に向けてどんどん水銀柱が上がっていった。子どもが、年寄りのりょうのことを気遣い、母がしている綿毛のトリミングが終われば、部屋に上げてやりたいと言い出した。

りょうは、いつもは外飼いにしている。しかし、両親はよく部屋に上げて、一緒にご飯を食べていた。勝手にドアを開け、2階にも乱入してくることもあり、一度、3階の子どもの部屋で、おしっこもした。

 

外の記録的な暑さの中でも、放っておけば、静かに寝ているのではあるが、そばに人がいるとわかると、すぐに荒い息をし始める。しかも、臭い息と共によだれがだらだらと出て、そんなに暑いのかと思わせる。滅多に世話をしない子どもには、とても辛く感じられ、何とかしたいと考えたようである。

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 そこで、子どもは、母の一部屋にりょうを上げて勉強をしながら、エアコンをかけてやることにした。

はじめは、うろうろしていたが、近くで寝はじめた。じっとしているのはいいが、イビキがうるさく、おじさん状態であった。1時間ほどすると、今度は横に座ってまた、あの臭い息で迫ってきたらしい。久しぶりに、可愛がってもらえたからか、何かもらえると考えたのか、わからないが、今日もこのように一緒に勉強するらしい。

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