アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

冒険されてはたまらんチ会長

一昨日か昨日、あの田原総一朗さんが首相に会い、食事を含めて数時間何やら話し合いをしたそうである。

首相は、近く何かを決断して、政治生命をかけて冒険をやるそうだ。そうするように、説得したという。

なんてこった。パンナコッタ。

2人とも危なっかしい人間ではないか。第一、田原さんは、何がしたいのかよくわからない。相手の懐に入っての歯に衣着せぬ語り口はとても好きで、朝まで生テレビもよく見たが、あの横暴な息もつかさないエネルギッシュな司会進行に、逆にしばしば反感を覚えた。関口宏さんより自分の意見をはっきり言わないのであるが、それゆえどうまとめるのか、わかりにくい。朝まで放送はなかったが、最後まで見た試しがない。

テレビが、なんぼのもんじゃい。勝手にしやがれと、沢田研二のように捨て台詞を叫びスイッチを消していた。

 

さて、冒険とはなんだろう。首相が、朝の官邸への通路で、ピスヘルメットを頭にかぶり、首から双眼鏡をぶら下げていれば、いよいよだとわかるが、今はまだ、勝手に無責任な想像をするしかない。

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第1に、支持率上昇のための手段として、小泉純一郎の作戦を真似て首相が北朝鮮に行くのか?その時には、あのアントニオ猪木さんや、金正日の専属料理人である藤本健二さんに連絡する必要もあろうが、短時間で可能なのか?

それとも、それを可能にする措置をするのか。しかし、中国やロシアの了承をとらないとややこしいことになる。ロシアはともかく、中国は不透明である。それより、もしかの時には、アメリカは何の役にも立たない。

 

第2に、解散総選挙なのか。政治生命をかけて何かをやる以上、逆風の中でやるというのは、やはり冒険になるであろう。民進党も総崩れだから、ちょうどいいかもしれない。はいはい、憲法改正、第9条破棄という、あなたが本当にしたいことを正直に論点にするなら、受けて立ちましょう。でも、いつもみんなが困っている経済を前面に、誰もが幸せになれるようにな美味しいことを並べ、1番後ろに1番したいことをこっそり書くものだから、ずっと騙され続けてきた。実際経済政策は失敗。日銀も迷走し、お得意のお友達作戦。海外の信用は全くなし。多額の借金。何一ついいことはない。でも、今ならまだ錯覚し続けている、あんな人たちもいるのだから、総選挙に行ってしまおう。庶民は所詮バカだからと、解散をするかもしれない。次の総裁選は、ダメかもしれないし、確実に勝つためには、もう、総裁という名を総統に改める方が自分らしくていいかもしれない。かもしれないの連発だから、これもありえないかもしれないか。

 

第3は、自民党を引き締めるために、連立を解消するという冒険。選挙には、弱くなるが、もう連立の組織票といっても、自由投票に近い状態の選挙区もある。東京は、組織票ではなく、浮動票があの結果を生み出した。政党支持者なんかあてにならない時代になってきている。一人ひとり、国家のことを憂い考えているとは思えないが、誰かに頼まれたり、組織に強要されたりして投票することに抵抗感を持つ人が出てきた。そう思えば、選挙に勝つだけの連立は、本来政党としてフェアなものなのであろうか。原点に立ち返るということは、当たり前のことであって冒険とは言わないかもしれない。

 

第4は、内閣改造において、今より幅広く各政党より人材を集めるというもの。支持率は続落だが、他党もはっきりしない。政治の危機として、今の連立以外に維新や諸々の小規模政党に接近し、敵を減らして行くという冒険。これでは、投票率は下がるが、与党は維持できる。いまなら、ファーストは、全国体制も取れていないし、安保体制では自民党と同じ考えであるから丸め込めないはずがない。極めて現実的であるから、これも、冒険とは言わないかもしれない。

 

と、いうことで、2人で何をどう話し合ったのか、どうして田原さんは手ごたえを感じたのか、わからないことが多いが、とにかくたった2人だけで相談しないでほしい。

 

このようにして、学部も決めたのだろうなあ。