大阪地検のお仕事
やはり、森友学園の文書は出てこなかった。
出せないのではない。
国会には、国政調査権がある。
それも及ばないよう、重要参考人を拉致し、証拠も、近畿でも最低の大阪地検が押収し、念入りにシュレッダーにかけているところである。
アメリカ映画に、アンタッチャブルという、財務省捜査官とアル・カポネとの闘いを描いた作品がある。捜査官のエリオット・ネスにはケビン・コスナーが、カポネには、ロバート・デ・ニーロが扮し、ギャングを追い詰めて行く。
重大な証拠を裏付けるために、会計係を駅で確保する。しかし、裁判所も、すでにギャングに抑えられ、陪審員は全て賄賂を渡されていた。
それにケビンコスナーは、闘いを挑むのであるが、なにか、今の安倍政権がやっていることは、ギャングの所業に似ている。
はてなであろう。
ここで、よく考えてみよう。彼らが欲しいのは、おともだちが潤う楽園。永遠に権力が続き、お友達すなわちファミリーが、その権力の上に安穏としていられる政治なのである。所詮おじいちゃんの夢を叶えたい一心で国会議員になったのである。だから、おじいちゃんの敵であった、リベラルの庶民は敵であり、駆逐すべきものなのである。それがあの、あの人達とは違うという、馬鹿な発言につながる。本人は反省していない。
ここで押さえておきたいのは、焼肉を食べた芸人も、料亭通いをする大阪のチンピラも、籠池さんも、岡山理科大の理事長も、高市早苗も、みんな、ファミリーなのである。
そして追及の手が及ばぬように、官僚に対して人事権を持ち、また、国民がファミリーに従属し、あわよくば隷従の手段として、教育基本法以下法律を改悪し、国家権力や、地域のチンピラ首長の意向が介入できるよう路線を引き、道徳の教材化など、やりたいほうだいした。
国民が、不満を抱き暴れないよう、マスコミの報道をコントロールし、批判を許さない、広報としての意味しかない放送局にしてしまった。
ネトウヨを使って、昨日も、NHK BSの再放送の花子とアンのドラマが左翼的だとほざき、常に戦争を賛美し、反対者には厳しい差別用語で対決してくる。
証拠隠滅を図り、口達者な関係者をブタ箱に送り、口を割らないようにする。それでも正当性を示すために、どれほど自分たちががんばっているのだと吹き替えて、国民を舐めにかかっている。
証拠品はないもんねと、人を馬鹿にした発言をしている。まるで、ギャングと同じだ。
書き換えはしているはずなのに、これが明らかになると、内閣総辞職である。許されない。
だからとにかく、不可解はなかったとしたい一心で、手を替え品を替え発言し、言い訳をしている。自民党員は腹が立たないのか?公明党員に、怒りはないのか?
籠池さんを、早く返してほしいし、自民党というヤクザ組織は、暴対法で、強制調査だ。
ファミリー対策もしっかりとしたい。あの、レジェンドぶっている芸人は相手にしない、チンピラもそれを操るマリオネットも、無視し、新しさを売っていた言葉に騙されない。彼らは、先の大戦から何も学ばなかったのであるから、禁止されている、ネオナチと同じなのである。