愛犬りょう 28
りょうは、滋賀県生まれの血統証付きの柴犬である。生後3ヶ月でうちに来た。オス。14歳。
目が見えなくなり、後ろ足が不自由で、時々倒れる。
夜中2時間ごとに10分ぐらい鳴き続けるようになってきた。初めはか細く、次第にやけくそになり、最後には喚いて終わる。
すぐに、土の上に寝転んで、泥んこになるので、庭に玉砂利を新たに200キロ敷いた。
ドロドロ
3つぐらいのパターンが見えてきた。
①小屋の中で立てない時、体の向きを変えようとして、床がプラスチックなので滑って、思い通りにならなくなり、パニクってしまう。この場合は、小屋をのぞいて、足を引っ張ってやるだけで静かになる。
②餌や水が欲しい時。庭のあちこちを探し、隣の家に向かってじっとしているが、体は、右回りに動いてしまうので、何かに足を取られひっくり返る。おとなしくできないので、小屋から出ては、困って鳴くことが多い。車の下、自転車のスポーク、植木鉢の隙間に引っかかることがある。
③認知症の犬の特徴。何度も訳なく吠え続ける。声をかけると鳴き止む事が多い。母は、さみしいからだと、部屋にあげようとする。そっちの方が面倒くさい。
鳴き声が、オットセイのようで、近所迷惑であるが、自分で鳴き止む事も出来るようになっているので、しばらくは様子見である。