蜆考
最近は、肝臓を守る食品が注目されている。
その一つに、蜆がある。
わけがわからないものには蛸や蛇などムシヘンの感じがあてがわれるが、このシジミは、虫に見ると書く。
シジミは、浅瀬に現れる小さなもなのとして、虫に見るとなったそうだが、その虫は、いわゆるわけのわからないものの虫なのか、虫のように小さいものとして捉えていたものなのかよくわからない。
わかっているのは、小さいので、縮んでいるのではと捉えられて、チヂミと言われていたらしいのである。
この蜆は、宍道湖の名物であるが、調べてみると全国あちこちでとれるらしい。
今は、シジミの成分であるオルニチンを含んだサプリメントが多数販売されている。おまけに、シジミのオルニチンを何個分入っているか、競うように即席の味噌汁も出ている。
えらいことだ。
しかし、そんなにオルニチンと言いながら、日本で1万トンとれる、シジミからその成分を抽出しているのだろうか?
よくわからない。
1万トンの幾らかは食用となるのではあるが、もしかして、あさり同様、中国や中国経由で北朝鮮あたりから、やってきてはいないのだろうか?とても、気持ちが悪い。
そういえば、中国産のうなぎや、タケノコも、まだまだスーパーに陣取っている。タケノコの記述には、現地で係員が指導していること。竹林については、現地で指定していること。日本の製法で加工していることなど、誰がそれをしっかり見ているのかという不安には何も答えず、大丈夫だの連呼である。
政府の国会答弁のように、俺がいうから間違いがないのだと開き直られている。
さて、シジミはどうだろう。冷凍でも死なない。泥あさりと同じように水質汚染バッチリの中国泥シジミが入っていないことを、願うばかりである。