アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

クーラーをつける前に、夏休みを戻せ

朝、子どもが学校に行く姿を見た。

今日も暑いのに、何だろうと思うと、何とまだ終業式は終わっていないという。

この暑いのにと思って裏の子どもに聞くと、なんと、クーラーがついているから、夏休みを削って、勉強しているのだ。

 

その、親たちに聞くと、授業時数の関係で、学校は大変なことになっているという。7月いっぱいは何だかんだ、学校に通う学校があるらしい。給食がないから昼までではあるが、わずか3時間の授業が、5日間も続くという。

 

夏休みは、昔は40日であった。

子どもは子どもなりに、その40日をできもしない計画を立て、自由研究にあけくれ、8月の終わりに目を腫らして徹夜で宿題をするのである。これが文化であった。

 

それが、授業時数が足りないからと、わずか1日に3時間のために、子どもは学校に行くのである。共働き夫婦や、学童に子どもを預けている家庭にとっては、かえっていいことかもしれないが、こんなにも勉強をしなければならないのだろうか。

暑いさなかに登下校をし、特に下校時など、灼熱地獄である。いつのまにか、税金の無駄遣いの学校プールに夏休みは奪われ、そのあと、何も悪いことをしていないのに補修の授業があり、いよいよもって、夏季登校日というわけのわからない日が設定されているのだ。

なにか、あのインチキな2つの事件のようにいつのまにか、既成事実がつくりあげられていく。

 

昨日、菅官房長官は、エアコン代を援助する旨を表明していたが、設置しても、役所がアホみたいに信じている28度だと、人間工学にとって意味のない高温設定なのである。さらにエコエコと、けちられてしまうのだから、それなら、はじめからないほうがよい。それよりも、早く授業時数を減らし、できもしない英語科も廃止して、もとの夏休みを子どもたちに返すべきである。

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