アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

安室奈美恵の偉さ

歌手の安室奈美恵さんが、翁長知事の死を悼んで追悼のメッセージを送った。奈美恵さんは、もうすぐ引退するが、彼女の沖縄を想う心に感動した。

 

そのメッセージは、感動で涙した、県民栄誉賞の表彰式を振り返り、

「今思えばあの時も、体調が優れなかったにもかかわらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました」

と思い出を語った。

加えて、知事の業績を振り替えり、

「沖縄の事を考え、沖縄のために尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております」

とコメントをした。

 

この短い言葉の中に、翁長知事が、与党野党を超えた県民のための知事であったことの誇りが見え隠れする。嘘で固めた前知事とは違い、翁長さんの意思は、ストレートでわかりやすかった。沖縄の人々の気持ちを代弁していた。貧しさに負けず、日本で唯一地上戦を経験した沖縄として、米軍基地を見てきた。辺野古への移転反対は、基地を移すと行った簡単なものではない県民のやるせない怒りを反映している。

 

歴史を勉強しない人にとっては、普天間から基地がなくなるし、土地を貸して儲ければいいと、簡単に納得する問題だろう。しかし、真に沖縄を愛する人々にとって、親や兄弟を殺した軍隊がいつまでも居座り、国には、大日本帝国内閣とあまりレベルも考え方も変わらない人たちが、沖縄を植民地のように扱う政治を続けているのである。

県民の誇り、琉球の伝統など、奈美恵さんのメッセージから、じわじわ伝わってくる。

どうだ、沖縄を愛する人たち。

沖縄出身の芸能人。

沖縄の海に遊びに行く人たち。

安室奈美恵さんのように、

翁長さんの遺志を受け継ぐ勇気はあるか?

 

わたしは、死ぬまで応援して行くつもりだ。

 

なお全文は

翁長知事の突然の訃報に大変驚いております。

ご病気の事はニュースで拝見しており、県民栄誉賞の授賞式でお会いした際には、お痩せになられた印象がありました。今思えばあの時も、体調が優れなかったにも関わらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました。

沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております。心から、ご冥福をお祈り致します。