アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

学校の授業多すぎ

今年の高温で、夏休みを長くすればと、アホなキャスターがテレビのワイドショウでほざいている。そのキャスターの教養の範囲を超えない程度の、お笑い芸人や、誰の弁護もしない弁護士や、おばちゃん達が、追随して勝手なことを喚く。

おばちゃんなどは、夏休みが減ったら子どもをどこかに預けないていけないと、訳のわからないことを言う。職場でお茶を飲んでのんびりしてそうな生活なのに、俄かに仕事の鬼になり、学校で預かってという。勝手なものだ。

 

第1、授業時間が多すぎる。先進国は、みんな年間800時間程度なのに、日本は1000時間を超えている。それに、小学校には、英語や道徳やと、政権の思いつきの教科が付け足される。

本当に、私物化である。

特に安倍政権は、教育基本法を改悪し、政治が教育に介入できるようにした。また、それに関係する学校教育法なども改悪し、地方公共団体の首長の考えも、教育に介入できるようにした。

大阪は、学力の捉え方を間違い、百ます計算を信奉した。また、教育に統制と型を導入して、根本的に教師のやる気を阻害した。教育右翼の首長を選ぶとこんなことになる。だから、大阪の学力は最低なのである。

しかし、大阪は下位の子どもが多くいるだけで上位の子どももたくさんいる。学力テストは、平均だから、悪いだけで、全国一位だと喜んでいる秋田に比べると、先は明るい。秋田は、平均あたりに子どもが集中している。いわば、そこそこばかりなのであり、真にできる子どもや、各子どもの力を伸ばしてはいない。だから、高校ではただの人になるのである。

 

安倍政権は、教員免許更新制度も導入した。世の中が、不景気でざわざわするのは教育がしっかりしていないからだ。世の中が悪いのは教員が仕事をしていないからだと、いう論理で、運転免許証に期限をつけ、更新するようにした。

その更新は、少子化で受験生が伸びない大学がしょうもない講義をし、単位を取らなければならない。大学再生資金集めであり、その授業料は、各教員が支払わなければならない。

何のために更新するか。それは、北朝鮮の収容所と同じ再教育なのである。戦争のことは口走るな。平等などと教育するな。国のために死ぬことは美徳である。日本は世界に冠たる国だ。

と、洗脳して行くのだ。

 

戦後、多くの教え子を戦場に送る仕事をした教員は、海より深く反省し、反戦平和を誓った。

戦前復古を狙う安倍政権にとって、賢い教員は敵でしかない。何の理論武装もなく、「であります。」を、連発し、単なる朗読家でしかない彼にとって、教員は目の敵であった。だから、今、彼の学力以下の大学出身者しか教員にはならなくなった。国立大卒は、教員界のトキである。考えない教員を生産し、賢い人も洗脳して行く。

 

まるで、発展途上国並みになってきた。この、授業時間数も何にも根拠がないことを、誰も知らない。なぜ、コンテンツを覚えるのか誰もわからない。

だからこの際、夏休みを減らしてきたことを反省して、コンテンツを減らし、冬休みを削減することなく、授業時数を減らすよう提言したい。実際に記録してみると、1100時間を越える学校もあるという。もう、強制労働である。

 

俄かキャスターの口車に乗せられてはいけない。問題はもっと深いのである、