ついに本音が出たと言えるような出来事がほぼ確実に起ころうとしている。
多国籍軍入隊だ。
ついに来た。軍隊だ。
天皇陛下万歳である。正気か?
国連には発足当時から敵国条項があり、そこには日本を敵国として位置付けている一文がある。
国連は、最貧国であるアフリカ諸国の援助と、文化遺産の決め事以外は、ほぼ何もしてこなかった。
事あるごとに、必ず、米国とソ連という、二大常任理事国が拒否権を行使し、どちら側かの利害関係に抵触しないようにしながら、世界の平和を目指してきた。イギリスやフランスは、互いに牽制しつつも、やはり弱体化の道を歩んできた。
どさくさに紛れて戦勝国にのし上がった中国は、日本との関係を都合よく改ざんし、ならず者国家としての匂いをプンプンと漂わせている。中国には正義などない。親切や慈悲は、とうの昔に捨ててきた。自分が豊かになることだけが正義で、相手の想いや事情など御構い無しである。この幼稚な国は、アジアだけでなく多くの国と摩擦を起こすことになる。
わけがわからなくなったアメリカ、一部の独裁者の意向で支配されたロシア、そして何の役にも立たないイギリス、フランス。そして、問題児の中国。これらの怪しい常任理事国が、あいも変わらず組織を牛耳ってきている国連に、世界トップクラスの車を作り、経済力もほどほどあり、世界のけん引役をしてきた敗戦国のドイツと日本が、何の発言権もなく隷従させられてきた。
そういうことに、焦り、国連に一掃の忠義を尽くし、多少の犠牲を払わなければならないという考えは、幼稚で感じの読めない連中なら持ち得るであろう。何とかしなければ、国際的な地位が上がらない、いや、国連の常任理事国にならなるためには、日本人がもっと命の犠牲を払わなければならないと考える自民党政権は、事あるごとに自衛隊を紛争地に送ろうてしてきた。安全な場所では人は死なないからである。
そんなに国連は素晴らしいか?
世界平和に役立っているか?
イギリスやフランスの貢献は何か?
アメリカの指導者はまともか?
ロシアの大統領はどうして同じ人で、デスラーに似ているのか?
中国を教育できるのは誰かというか、誰が薬をつけれるのか?
この問題の方が切羽詰まっているのである。
ロシアと中国など、絶対に住みたくないし国民になりたくない。悪が深く、広くはびこっている。
そんな国連にしゃしゃり出て、国威発揚、独裁化の定着を図ろうとしているのが安倍政権である。ほぼ、この5年間の外交は、自分の嘘から国民の意識をそらす手段であり、間違った友達と仲良くなろうと無駄遣いをしただけであった。
日本は独特なのである。日本人は騙せても、外国は、人の本質を見抜き、いかがわしい人格の者は信用しない。すぐに他人の責任にし、人ごとのように無視をする首相は外国人にも信用されていない。
日本人にすら嫌われているのに。
そのように今の日本は思われている。
インチキな国なのだと。
国際的な信用は命を無駄にすることではない。
一千兆円の借金を返してからすればいい。
国連のように何の役にも立たない、平和ごっこを演じている組織を信用することはない。
敗戦国として、町工場の真面目さで生きていけば良い。刀鍛冶の緻密な作業のように、今の仕事を極めるだけで良い。
それが借金大国が、敗戦国として未だ差別されている国連という組織の中で、したたかに生きる姿であるのだ。
【記事は】
陸自、多国籍軍へ派遣=初の「国際連携活動」―政府検討
9/17(月)
政府がエジプトとイスラエルの国境地帯での平和維持を監視する「シナイ半島多国籍軍・監視団(MFO)」に陸上自衛隊の派遣を検討していることが17日、分かった。
安全保障関連法の施行で可能となった「国際連携平和安全活動」を初適用し、国連が統括しない多国籍軍に派遣する形だ。現地の安全が確認されれば、陸自隊員を司令部要員として派遣する。
MFOは1979年にエジプトとイスラエルが平和条約を結んだのを受け、82年から展開。米国を中心にコロンビア、フィジーなど12カ国、約1200人の軍人が参加している。日本政府は88年以降、財政支援を行っている。
国際連携平和安全活動は、安保法に含まれた改正国連平和維持活動(PKO)協力法に規定が新設された。国連が統括していなくても国際機関の要請があれば、人道復興支援や安全確保などの活動への自衛隊参加が可能。紛争当事者間の停戦合意などPKO参加5原則が準用される。MFO参加によって、自衛隊の活動範囲がさらに広がる。