どっちみちアメリカには頭が上がらない
アメリカの都合の良いことばかりを引き受け、瞬間湯沸かし器のようなトランプに、媚びへつらってばかりだ。
自動車関税を回避して、たくさんの軍事物資を買う魂胆は見え見えだ。農業や牛肉といった、関税も、すでに7月に引き下げを打診していたという話もある。
もう、言われっぱなし、従いっぱなしだ。
このまま、はいはいということを聞きながら、最後は北朝鮮のいいなりになるのだろうな。
株価が下がらないように、国の税金を投入し、株高の恩恵は外国人投資家と、日本の大企業にもっていかれた。日本の大企業は、社会還元の思考はなく、とにかく、内部留保に勤しんでいる。馬鹿馬鹿しい。それなのに、トヨタの社長は、税金が高いから、購買意欲が低迷しているという。何の社会還元もしないのに。ブサイクな会社だ。
そもそも車の値段が高すぎるのではないか。
そんなこともわからず、日本のお友達は、お友達の恩恵を得ていく。
お友達だけ内閣を自負する首相は、あんなむちゃくちゃなアメリカに心を売っている。拉致問題を何とかしてくれるだろうと。北朝鮮の人権問題を取り上げないアメリカのやり方は、実に滑稽である。拉致家族だけが怒っているのではなく、日本人全体が憎悪にはらわたが煮えくり返っていると伝えるべきである。
簡単に経済援助をすべきではない。
簡単にトランプの口車に乗ってはならない。
まして、今は、同盟関係をやたら強調することは危険でもあり、次期大統領やアメリカらしい民主主義を望んでいるアメリカ国民に踵を翻すことになる。
オリンピックまでは何とかと持てばいいと思っている首相にとっては、終わった後の、経済の落ち込みや株安など知ったことではない。
来週には、財務省の失態を隠蔽すべく、変わらない人事があり、ありがとう閣僚や、お友だち閣僚が暗躍し、森友問題を絵空事にし、加計学園事件も国民の誤解であったと嘘がまかり通る政治が始まるのである。
とにかく、都合が良いことを手に入れるために魂まで売るのは恥ずかしい外交だ。まるで精神病患者の大統領に、我が国の主張をしっかりしないのは、とても残念だ。友達なら何とかしてくれる。友達こそ、味方だという浅はかな人間関係だけでは、たとえ国連軍に自衛隊を派遣しても、世界からは尊敬されないであろう。
北朝鮮は、独裁者の国であり、人権などない。ロケットマンを褒め称えるわけがわからない。
拉致被害者の問題は、もはや家族の問題ではない。
中国は、共産党が生んだ不正と格差を、国民に気づかれまいと情報操作をし、チベットやウイグルに不当な人権弾圧を行なっている。中華思想は何も変わらないし、信用できない。
ロシアは、宇宙戦艦ヤマトのデスラーにそっくりな人がいる、これまた独裁国である。ヨーロッパの悪。アジアの悪でもある。
そして、1945年8月9日の対日参戦は、人間のクズだ。
日本は、なかなか、民主主義の意味がわからない未だに戦前回帰を目指す人たちが、富を蓄える格差国家であり、実はアメリカのいいなりである。これでいいのだと、しらを切られ、最後は、指摘した方がバカにされる。嘘がまかり通る社会を築き上げている。
何も明るい未来はない。