昨日は山も駅もお掃除をした
きのうは、猛烈な花粉にさらされる中、高取山に行ったが、日頃タバコの吸い殻を拾っているので、少ないが山のゴミにも黙っておれなくなった。
いつもの60センチのゴミバサミがないので、持っていた軍手を右手にハメ、直接手で拾うことにした。濡れていると嫌だし、腰を屈めるのはしんどいことだが、仕方ない。これしかゴミを取る方法はなかった。30リットルの手提げのゴミ袋は常時持参している。
どうして、山に来てまでゴミを置いていくのだ。というか、山仲間は、山には何も置いて帰らない。チョモランマには、酸素ボンベや食料の入れ物、遭難者の遺体など、数々の忘れ物があるようだが、それは山を愛する者の仕業ではない。超高山では、腐らないし分解しない。
タバコの吸い殻だけで、30本余り。コーヒー缶や猫に与えたのだろう餌の缶詰もあった。山に行く人が増えたものの、マナーは確実に悪くなっていく。
そういえば、登山客の中には、挨拶をしない人がいる。山の中では、進んで挨拶をする習慣があるが、挨拶をしても挨拶を返してくれない人がいる。びっくりするが、それは高齢者の方が多いのだ。にわか登山なのであろう。何やってるねんという感じである。
昼は、町中華に行き、少しだけ贅沢をした。
そのあと、借りていた本を返しに県の図書館に行き、駅前を通ったら写真のような光景である。
駅前なのに、こんなのである。
少し前は、百貨店があり、建物の前の歩道はとても綺麗であった。しかし、今は東京のスーパーが入っている。タバコの吸い殻、ティッシュペーパー、コーヒー缶など、散らかり放題。
おまけに、近くのハンバーガーショップの紙袋やコップが散乱している。買い物客は知らんふりをしている。この辺りの人にとっては、ゴミは、日常なのである。
恥ずかしいし、仕方ないので、夜にゴミ拾いをした。なんと、30リットルの手提げのゴミ袋は2袋になり、瓶缶は、15個もあった。市バスのバス停は、神戸市が掃除をしないのだろうか。汚い。観光地しか掃除をしない神戸市根性である。こんなところにこだわるのがほんまものだ。
あと1箇所、ひどい中央分離帯を見つけた。掃除すべきかどうか迷っている。
ちなみに、定点観測近所の吸い殻は11であった