お金のばらまきが始まった
早くオリンピックの開催に目処をつけるために、政府は躍起である。
官房長官が、記者会見で壇上に上がるときに、国旗に一礼するが、ちゃんちゃらおかしい。国のためと言いながら、やってることは、自衛隊といえども、竹中平蔵の人材派遣会社パソナである。西村大臣も重役である。非正規労働者を増やして大企業が困らないようにする会社だ。速い話が、ピンハネの業者、昔のドヤ街で労働者に仕事を斡旋して、自分は働かず、給料をかなり搾取していた連中と同じ仕事である。
兵庫県の淡路島は、その悪の巣窟になっており、ピンハネでゴジラパークを作ったりくだらないエンタメを開催している。どうせ、人気など出ないから、そのうち、吉本芸人とアホの関西民放が、うるさく持ち上げるだろうが、絶対行ってやらない。淡路島など、兵庫県から切り離して徳島に帰してほしいほどだ。はずかしいことである。
さて、どうしてもオリンピックをやり、最後の日本の世界的な行事にしたい政府は、もうお金のばらまきを始めた。高齢者のワクチンが進んでいるから大丈夫だというが、感染しているのは、高齢者ではなく若者たちである。また、重症化するのも、若い人にも広がっているという。そう言いながら、日本国民全員はオリンピックまで到底間に合わない。すぐに一年は経つ。そうすればまた、高齢者から打ち直しである。どうなのだろう。あんな官房長官の、国旗に礼など、アホーマンスに落ち着いている場合ではない。国民のことなど、何にも考えていないのだ。
オリンピック関係で働いている知り合いは、かなりの給料をもらっている。何も仕事がないのだけど、座っているだけで、ぼろ儲けらしい。
どうしても、ワクチンを早く打ちたい政府は、打ち手の確保のために、救急救命士や薬剤師が挙げられている。ワクチンが足りないのに、とにかく、打っておけばいいという程度の認識である。いつまでも、精神論でやる日本は、このぐらいしたから、大丈夫になるだろうと思い込んでしまう甘さがある。いつまでも、ファクトを大切にしない国なのだ。大丈夫だから大丈夫だというわけである。
馬鹿馬鹿しい。
また、クリニックや診療所にもすごい金額の診療報酬や支援金が公表された。それを見て、ワクチン接種に多くの医師が協力するだろう。
実際に患者を抱えて頑張っている医療機関や、職員はどうなのだろう。とにかく、オリンピックがしたいから、たくさん金をばらまくぞと、いうようなものだ。
アホすぎる。
なぜか、金の使い方には、もう驚かないが、どうして金がないのにばらまく事ができるのだろうか。ばらまきや利益誘導は自民党の常套手段である。
高級国民には、金をたんまり渡し、庶民にはボランティアとして参加させる。金のない奴でも、オリンピックは、タダで参加できるなら仕事でましよるだろうである。ボランティアをすると、感染する。
そんなに、オリンピックがしたいか。貴族の遊びなのに。運動会もしていないのに。