えこひいきは教員採用から始まっている
近所に2人の青年がいる。
2人とも教員で、あまり歳も変わらない。
よく知っている子であるが、あれっと思う話を聞いた。
それは、2人とも教師であるのに、働く立場が違うということだ。立場と言えばたいそうだが、早い話、正規職員が、非正規職員かということである。聞いてみると、教員採用試験に合格すると正規で、合格しないと臨時なのだそうだ。
ここで、どうして非正規雇用で働くのかという疑問が湧くが、産休や育休で休む教師や、精神的な病で休む教師など、店員の穴埋めに、裏付けという言葉で採用されているのである。また、そういう立場で、安い給料で働くと市としても経費節約になる。
ここで、当たり前に大人の話として、それなら、非正規で働いている方は、正規で働いている方よりなんだかの能力が足らなかったということなのであろうかという疑問が生じる。早い話、一般的に考えて、正義採用は、実力があるということなのだ。
実力があるというのは、教師の場合、学力であり指導力であり協調性であろうが、やはり、賢い人であって欲しい。
ところが、私の近所の事案では、正規の教員はいわばF大学であり、小中高と勉強ではダメダメな子どもであった。しかし、やたらと偉そうにし、自信家であった。なぜなら、少しばかり体育が得意だったからだ。理由はもう一つある。
非正規の教員は、国立の教員養成大であり、小中高とそこそこ賢いという評判であった。神戸の場合、出身高校で、大体の学力はわかる。
それで言えば、2対9ぐらいの格差がある。当然非正規の教員の方が採用されるべきだと思うがそうはなっていない。
では、性格的なものかと言えば、これも非正規の方が評判はものすごくいい。躾は行き届き、町内の清掃にも出てくる。偉そうにもしない。
そこでやはりそうかと、町内で噂になっているのは、正規の教員の父親は、学校の教師で校長をしているということである。私が何を言おうとしているのかわかるであろう。
聞くところによると、教員採用試験は、論文や面接、馬鹿なことに模擬授業と、判定に主観の入るものがたくさんある。親が校長をしているということで、不正が働いていたと見るのが当然であり、町内会の決定事項である。
こうして教員は採用されていく。悪貨が良貨を駆逐していくのである。覚えているだろうか、小学校での教師のいじめ事件。あれで、学校の不正が暴かれると思ったのであるが、何も変わらなかったという。各学校には緘口令がひかれ、記者に本当のことを話してはいけないと圧力をかけ、今までにパワハラや不正はなかったかと踏み絵をし、教育委員会の不正を隠蔽したのである。
不倫をしていても教育次長にもなれ、F大学でも課長になる町なのである。
おでん仲間に聞くと、同様の不正は管理職試験でもたくさんあり、現場で嫌われていても、体育の教員ならバカでも教頭になれるらしい。みんな、この町はそんな調子なのだ。市長がインテリなのに、未だに江戸時代という付け届け、賄賂、忖度の教育委員会なのである。
これでは、学校改革はできない。子どもを持つ人は、考えものである。体育ばかりやらされ、頭が変になってしまうこと、限りがない。
また、教員が足らないと言われているのに、なかなか、正規採用しないのは、道理に反するのである。
市長を変えないと変わらないか?