これはなんでしょう。
なにかの失敗作みたいだが、実はふるさと納税の返礼品中の、冷凍シラスなのである。どっさりあったのを、包丁やお好み焼きのコテで、子どもが一回ぶんに小分けをしてくれた。
今日は、それを使って、ちりめん炒飯を作った。
磯の香りが実にいい。
ところで、シラスとちりめんじゃこの違いは?
片口鰯の稚魚から始まり、
「釜茹でしたのみ」のものを「しらす(釜揚げしらす)」
「釜茹で後に少し干したもの」を「しらす干し」
「じっくり干して乾燥させたもの」を「ちりめんじゃこ」
という。
簡単にまとめると、「しらす」→「しらす干し」→「ちりめんじゃこ」の順に乾燥度が高くなるのだが、シラスを使った炒飯を、わたしはちりめん炒飯と呼ぶ。
それは、昔あった「女殺し屋 花笠お竜」のことを、「ちりめんお龍」と間違えていたからかもしれない。