西本智美さんに乾杯
昨日、大阪のザ、シンフォニーホールで、西本智実さんの指揮する、コンサートがあった。指揮のわかりやすさで、定評の西本さんだが、コンサートは、初め。
親切丁寧カッコいい。
指揮者としての、気配りが、オーケストラと一体になり、曲が進むにつれて、それが濃密になる。初めは、なんだと舐め切っていたのに、曲の終わりには、この感動をどうしようと、頭の中が混乱してしまった。
演奏は、チャイコフスキーのロミオとジュリエット、1812年と、リムスキーコルサコフのシェヘラザードであった。
むむむ。1812年の間はずっと泣きそうであった。
女性のコンサートマスター。ブラボーも女性の声。むむむ。まいりました。
最後は、アンコールのあと、思わず立ち上がって拍手を続けた。隣の1人で聞いていたお年寄りの女性も一緒にと言って誘ってしまった。
立ち上がっている人には丁寧に挨拶してくれる。感激で泣きそう。
泣いたけど。
思い出に残るコンサートだった。