笑い話の怪
こんなのありか?
2017年の重大事件が、いろいろな番組で思い出話として、語られている。その中でも、芸人と三流コメンテーターと、芸能リポーターが出ていた、「今田、八光、特盛よしもと」は、秀逸なバカな出来であった。
だいたい、読売というだけで、賢者は、バリバリの右翼、毎朝の洗脳、嘘の阪神ファンなど、10個ぐらい、胡散臭さが言えるはずである。選挙前は、テレビ局、新聞社あげて、総自民応援団であった。
なるほど、興行主というのは、昔から、やくざとのつながりがあり、芸人も左右に知り合いをたどれば、必ずその道の人に行き着くと言われる。NHKは、どういう風に隠して、ドラマにしていくのか。
先日も書いたが、テレビに出るのも、ピンクの枕が必要だし、そういう関係が、日常であるために、相手が変わったり、体の関係になることなど、へっちゃらなのである。
今の日本は、中国のことも韓国のことも偉そうに言えない。不正食品や、インチキ製品のことも、日本は何も他国を非難したり指摘したりする事はできない。
新幹線も、製鋼も、自動車も、食品も、芸能界も、みんな不正のもとになりたっていたのである。
まあまあいいでしょう。このぐらいのことは、バレないだろう。そういう国が、今の日本なのである。
こんなことを言うと、また、ネトウヨの餌食になりそうだが、今の日本は、昭和30年代の日本人には、顔向けできない。
いつも、人はその証拠はと言う。言い換えれば、証拠がなければ、悪いことでも大丈夫なのである。
だから、一線は超えていません。も、知りませんでした。も平気で言えるのである。
今日の放送では、たった6ヶ月謹慎した芸人が禊が済んだと出演していた。そして漫才師の不倫を笑いのネタとして、扱っていた。
芸能界には、手をつけてはいけない場所がある。結婚できない男たち、交際してはならない女たち。
でも、実際は、すごく遊んでいる。例のやりたい放題の、ご贔屓筋との、やり取りの中で、その駒として扱われているのである。
そういう社会全体の闇を明らかにするのが、メディアであるはずだが、ダイナミックな取材は、できていない。
だから、何があっても政治家は続けるし、たった4ヶ月で、ぼんやりした夢心地の女優も映画に復帰する。
道徳道徳と言いながら、大人は、首相以下、不道徳を繰り返し、バレなければいいという価値観を、子どもに見せている。学校教育での、道徳は、もう無意味なのだ。その親こそ、道徳教育の対象なのであるのだから。
あまり調べると、日本は沈没するかもしれない。小松左京は、これを予言していたかもしれない。