花粉到来
今日は朝から咳ばかり出る。
右膝は、火曜日に近くの整形外科で診てもらい、溜まっていた水を抜いてもらった。
あのこそばかゆい痛さはたまらない。結構溜まってはいたが、血液の混濁はなく、普通にしていいとのことであった。
最近、俳優など有名人が亡くなられる報道が多く、医者に診てもらうとすぐに、死と直結するものではという不安に苛まれる。
朝からの咳は、昼前には、いよいよ甘い匂いを含んだ息が、口腔内に止まるようになって来た。きな粉をもう少し薄くしたような甘さが、鼻腔の奥に漂う。
「きた〜‼️」
織田裕二ではないが、ついに来るべきもの、花粉が来た。花粉症とは、もう25年以上の付き合いだが、最近は、若い花粉ラーに花粉の到来を嗅ぎ分けられ、おおかた周りがグスン、ハックション、プーと鼻をかみかけても、症状が現れる気配がない。ひょっとして、加齢による、T細胞の減少か、T細胞自身の混濁か、自分を守る免疫機能が低下しているのかもしれない。
今日は、久々の花粉の匂いであった。
昼休みに、花粉マスクを買いに行った。
コンビニには、1月からもう、花粉のコーナーがあり、さまざまなマスクがぶら下がっている。
どれにするか。
あまり安いものは、隙間から空気が入り後悔することが多く、これまた、たくさん入っているものは、途中で失くすことが多い。7枚、お徳用などあるが、4枚、298円のマスクがシルク入り、耳も痛くないとのことで、無難かなあと思い購入した。なかなかいい。
この後、順調に花粉症が進行すると、目が痒くなり、鼻水が出て、顔や皮膚が痒くなる。そして、喉が痛くなりぐったりして話す気もなくなる。そうしているうちに、スギちゃんからヒノキンに花粉の種類が移り、新進気鋭のそのヒノキンに、これでもかと打ちのめされ、ぼんやりとしているうちに、春のひねもすのたりのたりかな、という状況に陥るのである。
できれば、西日本の杉を全部切ってほしい。ついでに、ヒノキも。きな粉のような甘い匂いがしたら、仕事を休んでいいという、働き方改革をしたい。
帰ったら髪の毛を洗おう。