北海道は、いつのまにか、明治時代に逆戻りしてしまった。あの偏差値48の首相の演説中にヤジを飛ばした群衆を、呼びかけもなく、連行したのである。
この国は中国や北朝鮮と、変わりがない。
北海道警は、重大な人権侵害を犯した。
民主主義を貫く日本国民は、道警の暴挙を追求し、連行したいきさつと、署員の氏名公表を求めないといけない。
戦前の特高警察と同じではないか?
北海道警は、憲兵か。
自民の道知事が、主犯なのか?
マスコミは、しょうもない事件を追求しないで、こんなことを取材すべきなのに、何事もなかったようにタラタラしているのだ。
道警に天誅を。
【記事】
安倍首相はJR札幌駅前で同日午後4時40分ごろ、選挙カーに登壇。自民党公認候補の応援演説を始めた直後、道路を隔てて約20メートル離れた位置にいた聴衆の男性1人が「安倍やめろ、帰れ」などと連呼し始めた。これに対し、警備していた制服、私服の警官5、6人が男性を取り囲み、服や体をつかんで数十メートル後方へ移動させた。また年金問題にふれた首相に対して「増税反対」と叫んだ女性1人も、警官5、6人に取り囲まれ、腕をつかまれて後方へ移動させられた。いずれのヤジでも、演説が中断することはなかった。現場では、多くの報道陣が取材していた。
公選法は「選挙の自由妨害」の一つとして「演説妨害」を挙げる。選挙の「演説妨害」について、1948年の最高裁判決は「聴衆がこれを聞き取ることを不可能または困難ならしめるような所為」としている。
松宮孝明・立命館大法科大学院教授(刑法)は「判例上、演説妨害といえるのは、その場で暴れて注目を集めたり、街宣車で大音響を立てたりする行為で、雑踏のなかの誰かが肉声でヤジを飛ばす行為は含まれない」と話す。むしろ連れ去った警察官の行為について「刑法の特別公務員職権乱用罪にあたる可能性もある」と指摘。「警察の政治的中立を疑われても仕方がない」と話した。