アヒージョ好きのビーバー

なんでもバリバリ噛り付きます。

あなたはどこの国の総理か

広島と長崎の日を迎えた。

子どもが小学生の時には、どちらも広島の平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)には、参加させた。安倍首相も見た。ちょうど区切りの良い回であったので、三権の長がそれぞれ挨拶を述べた。首相より、河野洋平衆議院議長の方が、被爆者だけでなく世界の人々にもわかりやすく素晴らしい挨拶をしたことを思い出す。その頃から、首相は、政権と自分の立場しか主張できなかった。

なんじゃこれと、首相にはがっかりしたが、6年生の子どもも同じ感想をもっていた。首相は、今も同じ思考パターンで何も変わっていない。

 

さて、怒りの広島、祈りの長崎と言われるが、長崎も怒っている。

 ここで、皮肉にも産経新聞の記事から紹介すると。

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長崎は9日、原爆が投下されてから72年を迎えた。長崎市松山町の平和公園で、市主催の「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が営まれ、原爆投下時刻の午前11時2分、参列した市民ら約5400人が黙とうした。田上富久市長は平和宣言で、国連で7月に採択された核兵器禁止条約を「被爆者が積み重ねた努力が形になった」と評価。条約に加わらない日本政府に「唯一の戦争被爆国として、一日も早い参加を」と迫った。

 田上市長は、核禁止条約を「ヒロシマナガサキ条約」と呼んで歓迎。核保有国と核の傘の下にある国に、安全保障を核に頼ることのないよう求めた。日本政府には「憲法の平和理念と非核三原則厳守を世界に発信して」との注文も付けた。

 安倍晋三首相はあいさつで、広島市で6日にあった平和記念式典と同様、核なき世界の実現に向けて核保有国と非保有国の「双方に働き掛ける」と強調。条約参加への言及はなかった。

 

またもや、なんじゃこりゃ。の世界ではある。首相は、その程度の人で人の痛みなど、どこ吹く風。何も理解しようとしない人だから、何も変わらないし期待もしない。

それはそれとして、その嫌な右翼的な思想にわれわれがいろいろなものを通じて慣らされてきていることが心配なのである。人を見下し、天下国家を語る国粋主義者が、うろうろし始めた。特に、BSの経済番組やニュース番組を通して、かなり危険な主張を繰り広げている。元女性キャスターなどは、反論されると完全に上から目線で睨みをきたす。こんな人がいるから日本が不幸になる趣旨の発言をする。

先日、ドイツで、中国人観光客が、ナチス式の敬礼をし、記念撮影をした罪で罰金を払わされた。ドイツは、過去の過ちについて、深く反省し、それにつながるものは全て禁止した。

日本には、民主主義という、新しい考えを入れることによって、戦前の考え方に決別しようとした。

しかし、改憲派の、印象操作は、いろいろな手で行われ、学校でも子どもなりに社会への疑問を解決していく総合学習は割愛され、戦前同様、人の気持ちを国家が操作する道徳の導入やシステム化した全国横並びの国民学校のような授業が切り広げられるようにしている。

どこの国の総理かわからない人は、絶えず自分が正しいと思っている。相手が反論するものなら、無視するか相手の嫌なことをあげつらう。

 

改憲派は、ますます勢いを増している。そういう、戦前に回帰しようとする流れを、今の首相に感じ、それを否定していることに、まだ政権政党は、半信半疑でぐちゃぐちゃなのである。まだまだ、国民はバカだと思っている。だからチャンスだ。

今こそ、庶民の声をまとめてくれる賢人が、現れてほしい。