アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

凄くない?

日本の鉄道は世界一の正確さと安全を誇っていると言われる。安全については、何千万もの年収をいただいている社長が何人も責任逃れをしている一部会社もあるものの、概ね乗客に対応する職員は丁寧であると言えよう。

 

転勤で初めてJRの通勤定期を手に入れた。毎朝、あと3分、あと40秒と、時計を見ながら、同じく川の流れのように駅へと向かう、勤め人の動きを確認しつつ、ワッセワッセと走る。

そこでは、20歩歩いて20歩走る、必殺インターバル歩行。信号機ごとに歩く、走るを交互に繰り返す、シグナル歩行。地下道を利用し、駅へのエスカレーターを怒涛のように駆け上がる、忍法スイトン歩行。などを駆使しつつ、毎日寸分たがわず7時20分ちょうどにホームに滑り込んでくる列車に飛び乗るのである。

「駆け込み乗車は、おやめください」

いずれの場合も、歩きが優先である。

 

5月のある日、たまたま、最後尾の車両に並ぶことがあった。車両が停止し、女性の車掌さんが小窓からホームを覗きながら、「ナナ」と指先点呼をした。そのあとドアが開けられたが、車掌さんが指差したホームには、黄色の四角に黒色で7と書かれていた。

おそらく、定位置で止まったかどうかの確認であろう。

なぜか嬉しかった。こんなことまでしてくれているのかと、1日頑張ろうと思った。

それ以降、時折その情景を見ては「御主なかなかやるなあ」と感心するばかりである。 

この動作は、車掌さんによって、少しずつ違うので、機会があれば確認動作の確認を。

 

ここまで、正確に仕事がなされていくのも、素晴らしいことだ。

また頑張ろっと。

f:id:deebtomy8823:20170709221001j:image