お客様と接触路線 神戸線
もうすぐ18切符の使用期限が来る。あんなもの、年中発行すればいいのだ。
まあ、JRが普段日本人に、いや日本に前から住んでいる人には、厳しく、外国人には優しくしているのがバレてしまうから、そういうトクトクきっぷは、出来るだけ目立たぬようにしているのかもしれない。
とにかく、外国人と組織の身内には甘い。外国人には、新幹線、特急乗り放題切符がある。ジャバンレールパス、、、
1日5千円で乗り放題だ。
21日用を買うと、4千円で使える。
まさか、毎日乗り倒す人はいないだろうが、でも、新幹線が、どこまでも5千円でなのである。
WHY JAPANESE PEOPLE!?
職員の家族もすごく安いという。こんなの、どうなんだろう。運賃はもっと安くすればいい。
エコは、国家事業なのだ。
あと1週間もないので、こちらは、新幹線にも特急にも乗れない1日2370円で使える、ヨレヨレの18切符を持ち、そこはかとなく電車に乗るのである。
時間を無駄にしたくないので、出来るだけ時刻表を調べてから乗るのだ。こちらは、低級国民だから、お金も時間もない。だから、万全の支度をして挑むのである。まあ、言ってみれば勝負の時なのである。
それなのに、最近はいとも簡単にダイヤが乱れる。その情報は、駅にあるモニターでいち早くわかるのであるが、わかっても仕方がない。きちんと時刻表通りに動いていると信じているのに、大抵何かインシデントが発生してくる。
この夏は、8回利用したが、5回はなんだかんだのトラブルが生じた。
今は人身事故とは言わない。お客様と接触したと表現する。電車のようなでっかいものと接触だと言っても、ひとたまりもないのである。柔らかな言葉で言うと、人は優しくなるというものでもないのに。その人身事故も多かったが、信号の故障や車両の点検が、2回あった。
日頃点検しないのだろうか。
信号機の不具合なんて、もうプロ失格ではないか。それなのに、あまり謝り度は高くなく、当たり前度の方が高い。すなわち、どうせ長くやっていたらこんなこともあるんやと言わんばかりの開き直りようである。
また、気分のすぐれないお客様がいたためとか、無理な踏切横断があったとか、お客様つまりは乗せてやっている方の責任についてはガンガン放送をかけて弁明をする。年々増加する迷惑行為に対しての啓蒙かもしれないが、やかましい。
電車に接触する件も、たくさんの人が迷惑するのに、JRは、賠償金を取らないらしい。ということは、振替輸送費は、運賃の中で支払われるのか。切符はまだしも、待機の人の分はどんな計算をするのだ。ついに三ノ宮駅にも、ホーム柵がつけられた。神戸だから、だれか南米のノリで、リンボーダンスをしそうな気もする。
とにかく、世界一時間に正確な日本の鉄道が、もう、走らせとけばいいじゃないか、働き方改革やしという、安易な思いで運行されているのではないかという疑惑が生じてきたのである。
規律に厳しい団塊世代が居なくなったからか?
国鉄時代の、殿様営業の臭いが取れないからか、とにかく、毎日のように遅延、運休が繰り返される神戸線は、電車とお客様が、触れ合う謎の路線なのだ。
今日は、京都、亀山、福知山、和田山を回る、丹波路イノシシの里を訪ねての旅を計画していたのであるが、さくら夙川付近で毎日のように発生している無理な踏切横断が、大久保〜西明石間であったため、電車が遅れ、急遽、奈良大阪儲かりまっか旅に変更した。
また、京都で、坂内食堂の喜多方ラーメンを食べることにする。