工作員の潜入みたい。
今日は寒かったので、夕食後、近くに住む、地方公務員の友達と、これまた近くの洒落た店に、関東炊きでお酒をしに行った。
子どもの頃は、大人が、だしのたこ焼きや、関西特有のおでん【関東炊き】をあてに、お酒を飲んでいるのを見て、あんなことはできないと、勝手に思っていた。父は、滅多にお酒を飲む人ではなかったし、母は全くダメであった。たまに、外食した時に、えらい飲み過ぎている大人を見て、感じていたことだ。
歳月がたち、自分もついに、えらい飲み過ぎてばかりいる大人になってしまった。ある意味、ショックである。
こんにゃくをくちゃくちゃ言わせながら、友がこんな話をした。
この前、学校の研究会で、他校の先生に授業の公開をしたら、新聞記者が入り込んでいて、勝手に記事にされ、ある意味問題提起された。とのこと。
友だちも含め、誰も知らされていなかったらしい。
さらに、友だちが言うには、校長は委員会にいた人だから、記者にリークしたのではないかという噂があるらしい。
どうなんだろう?
あの、となりの人間国宝さんでも、あらかじめ取材許可を取って、きちんとロケをしている。飛び入りで、話を聞くものではない。
どうなんだろう?
記者なんか、何を書くかわからない。
文春なんか、人間ではない。
子どもを、見て、勝手に感想を書かれるって、本当におかしい。わたしが、親なら、どうしてと、校長や委員会に尋ねるだろう。
何でもかんでもやったもの勝ち。
ついに、新聞記者が、教員に断りなしに教室の中にあらわれ、自分勝手な思いを描き散らすような世の中になったのだ。
それなら、管理職試験の不正や忖度、付け届けなど、暴く正義のペンになればいい。管理職の公民館や教員養成系の大学への天下りや、大学と委員会の癒着など、あからさまに世の中に晒すがいい。
勝手に取材されて記事にされた先生は知らなかったという事が、現実にあり得るのか、そんなに教員って専門性のない、誰でもわかるような平易な仕事なのか、何かわからなくなった。
教育委員会も、アホなもんやなあと、つくづく思った。
ちなみに、写真はまだ貼る事ができない。