またまた、休みは和歌山である。
なぜか和歌山は、落ち着く。
青春の思い出も、蘇ってくる。
あの道、あの橋、あの山。
懐かしい。
ところが、あれほどなんの変化もなかった和歌山が、激変していた。
まず、道路が綺麗。
泉南から岩出に抜ける道が素晴らしい。
もともと、船戸という地名があるほど、紀ノ川は、中流で、船で渡っていた。
平安の頃は、和歌山市あたりは氾濫原で、どうしようもないところであった。
和歌山市の東あたりぐらいから、遺跡は発掘される。
京和奈道が、整備されつつあり、中央構造線なのに、自然に逆らうかのように、白い高速道路が走り、その細く高い橋桁が、鉄腕アトムのアニメの未来の国のように林立しているのである。
つい、20年前は、阪和道がなんとかと言いながら、高速道路などにも縁もなく、馬車と機関車が、走っているのではないかと、近畿のお荷物として、蔑まれていた和歌山ではあるが、急変に気づき改めて、すごいと思ったのである。
まあ、利用している車は少なかったが。