アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

酷暑対策 行水の勧め

今日も全国的に2つの高気圧にはさまれ、記録的な猛暑だという。

子どもの頃は、30度を超えることは滅多になく、32度なんて聞いたら、もう地獄の釜のごとく、未知数の試練であった。実際30度を超えるのは、1シーズンに数回なので、砂漠に行けば必ず干からびて死んでしまうとまで思っていた。

今日は、子どもとともに被災地へボランティアに行くつもりであったが、朝から頭が痛いというので取りやめになった。こんなに暑くなければ出かけるはずであった。

朝から、本気度が伝わらない、首相の言い訳を聴きながら憤慨し、ますます、この人は自分と友達だけやなあと、ヒートアップしてしまった。

そうこうしていると、外出しなければならなくなり、近くの小学校に行った。途中で、庭で行水をしている子どもがいた。コーナンなどで売っている滑り台付きのビニルプールに入って、小さい子がご満悦であった。

やはりこれである。

庭で、暑さを感じながら冷たい水に入る。これは、日本人が昔からやって来た、耐暑法である。おとなだから、ビニルプールばだめだが、どこかにドラム缶は、ないだろうか。

ようやく見つけて来たのは、深いタイプの衣装ケース。早速、中身を放り出し、人から見られたら嫌なので、裏庭に引っ張り出して、水を入れて、準備をした。水着を用意して、恐る恐る足を入れ、しゃがもうとすると入り切らず、横からバリっとケースが割れてしまった。

トホホである。

そのまま、風呂場に行き、風呂場で続きをすることにした。

なんの風情もなく、家族が外出中のことであったので、大騒ぎをすることもなかったが、見つかる前になんとかするために、昼から、新しい衣装ケースをニトリに買いに行く羽目になった。

しかし、体が長く水に浸かったので、昼からは体の芯に冷たさが残り、気持ちが良い。

 

猛暑の時は、水ではなく、ほどほどぬるい風呂の残り湯で、行水をすることがおすすめである。行水だからといって、禊のように何か不動明王の、真言を唱えるようなことはいらない。太陽の代わりに、ラジオかテレビを持って行けば、もう怖いものはないのである。