アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

㊙️神戸の本当のこと1️⃣

 

これでいいのかと、毎日ワイドショーを騒がしている神戸の小学校の出来事。うわべだけの事象や、うまく切り取られた動画によって、稀代の異常事態だと宣伝されている。

本当のことは、わからない。というのが本当で、インターネットで思考停止になっている日本人にとって、ツッコミどころ満点の愉快な事件にされている。

f:id:deebtomy8823:20191101063241j:image

そうであろう。もう、身の回りの出来事は複雑すぎて、何も自分で評論できない日本人にとって、どうしてこの国の政府が、働く人の代表ではなく企業の経営者の代表であるのがということや、給料が上がるわけでもないのに好景気だと報告されるトリック、度重なる首相の嘘、検察の怠慢、未だ三権分立の役割を果たさない司法のだらしなさ、など、思考判断すべきものは、もう、ゴミ箱にでも捨てておくべきどうでもいいことなのである。

そう言えば、ささやかな私の主張より、家庭がどうした子どもがどうしたという方が面白いと、いう世の中なのである。

 

この傾向は若い世代には、より顕著であるが、マスコミも同じレベルなのである。物事を被害者と加害者にわけ、加害者と見られる人には徹底的に文句を言う。自分の正義感を主張する場であるし、何より、こちらが批判される心配はない。だから、朝からギャーギャーと、信じられないと言いながら、小学校の家庭科室の出来事で盛り上がるのである。

どこでも似たことはあるのに。

お前らに何の因果関係があるのだ。

 

未だ、加計学園や森友事件に首相が巧みに関わっているという事実を隠蔽し、必要以上に神戸の出来事を、自分ならそんなことはしないと、騒ぎ立てたいのである。

まるで、ハロウィンでの馬鹿な奴の盛り上がりと同じで、みんなで批判すれば怖くないと、突き進む。

 

そんな私は、幸いなことに身近に教員の親友がいるし、教員の知り合いも多いので、もし本当のことを知らされていなければ、おそらくその辺りの人と同じく愚痴をこぼして、ため息をついて、馬鹿にして終わっていたであろう。

 

f:id:deebtomy8823:20191101063348j:image

神戸の場合、きちんとした現場への聞き取りがまだなされていないし、本来の責任の大御所である神戸市教育委員会とあくまでも任意団体である校長会との人事を含む不正や癒着は、まったく明らかにされていない。

神戸市教育委員会は、悪魔の城である。コネと賄賂で偉くなられたいわゆるエリートと呼ばれる誰かのお気に入りが、コネと金の不正なテストで選ばれ、現場の教員を蔑んで、勝手なことばかり言っている世界である。研修の場で伝授されていく教育方法は、いわゆる全国学力調査の上位県の焼き写しであったり、不正に教育研究部会から誰かのお気に入りとして着任している指導主事の勝手な妄想が、一方的に伝授されている。

子どもが考えなくても答えを黒板に書いたり、目標を書いてさも子どもが考えていると思い込ませるようにトリックをする。まるで、戦前の教え込み教育なのであるが、これも、教育委員会と人事の行き来のある校長会が、現場の教師に押し付けていくのである。校長の人事権がどうかと話題にされているが、校長にはそこまでの力はない。むしろおかしいのは、市長がやりたい改革の方向性が、この出来事の報道のされ方と重なることである。

3ヶ月前に、再来年から、人事異動のやり方を変えると一方的に通達したのは市長のテコ入れで動いた神戸市委員会なのである。

 

f:id:deebtomy8823:20191101063527j:image

実は、校長がやる人事異動は、風土や品の悪さで嫌がられる区へ、教師を集められないという問題を残してきた。その敬遠される区の、いわゆる同和校に勤めると、勲章が与えられ、いわゆる出世の特急券がもらえる。人集めのための、餌なのである。

 

そこでは、教師は徹底的に上意下達を学ばされ、激辛カレーではなくても、人間関係は命令伝達である。叫ぶように挨拶をし、教師はジャージである。いつも元気な、さっぱりした大人を演じている。学園祭のノリで気持ち悪い。子どもの活動では、授業など無味乾燥。校舎は学校の形をしているが、中身は収容所のように子どもをきまりでがんじがらめにして過ごさせている。一度見学に行くといい。

そういう学校を神戸市教育委員会は、教育の原点だと絶賛し、こうして相手のことも考えない厚かましい教師が校長になるのである。

こういうことは教員の間で周知の事実であるが、証拠不十分として問題視されずじまいだという。

 

神戸の闇は深い。

昨日は、テレビ報道で、校長がする人事異動のやり方に労働組合が関与しているという、嘘の報道があった。

 

神戸の本当のことを語り始めると、神戸がいかに時代錯誤の古い町だと気づく。コネと金。それが、神戸市教育委員会をつくり、校長会をつくっているのである。

 

ところで今の若い教師の学力を知っているのか?どんな経歴で、どんな学力で、どんな学歴なのか。昔ならお勉強のできる子が、小さな頃から憧れてきた教師を目指していた。しかし、今や、計算のできない教師や、理科や社会の知識の薄い教師、幼稚な教師、ロリコンの教師など、ぐちゃぐちゃなのである。

そういう変化を知らないからあの出来事で本当に考えていかねばならないことも、稀有な犯罪で済ませてしまうのである。

 

神戸では、関西のかなり大変な底辺の大学を出ても、コネお金と話題性で教育次長になれる。もう、子どものことを大切にして自分の才能を磨いてきた若者は、この世界では珍しい存在になりつつある。工夫も何もない。言われたことしかしない、子どもの気持ちに鈍感な宇宙服を着た教師が神戸の至る所で、ジャージを着て闊歩しているアホらしさに気づかなければ、神戸の本当のことはわからないのである。

 

余計なことではあるが、舞鶴市教育委員会は、神戸市教育委員会よりもっと馬鹿であることは付記する。