児童相談所を解体せよ
毎回、児童相談所の信じられない処遇や処置に開いた口が塞がらない。
出てくる相談所の所長というのは、失礼だが、どう見てもみすぼらしい三流役人である。
先日の記者会見も、まるいっきり他人事として捉えている所長と、正義感も何もないサラリーマン記者との、のらりくらりの漫談であった。
水位に、所長というのは大抵何もしていない。
神戸でも児童館長や、公民館長は、元小中学校の校長がやっている。現場でほぼ10年以上管理職として、子どもの教育に携わらないで来た人が、なにがしか、天下りという技で無試験でコネでなっているのである。5年ほど、偉そうに人をこき使うことが続くだけの話で、10年も前の価値観で子どもを見ているのである。
これが、私立の教員養成コースを持つ大学にも、この調子で、いきなり教授として採用されている。親和、神戸松蔭などは、特に多い。それは、教員採用試験に便宜を図ってもらうためである。研究者でもない、修士でもない、ただ偉そうなおっさんおばはんが、教授として勤め、単位を与えているのである。
こんなのどうなのだろうか。
コネと付け届けの世界は、日本では平安時代からある。多分、このやり方は変わらない。
でも、失われた30年に矢を放たなければ、こんなひどい児童虐待に対応できない。
全国の児童相談所は、もうその名を閉じて解体し、本当に子ども本位の壁を作れる人を見つけ、困っている子どもの立場を救ってほしい。児童相談所みたいなやわい言葉ではなく、子ども救助センターとか、子どもガードパトロールとか名前をつけ、常時警察機能も同居した形でGメンとしての資格を与え、権威のあるものにしないといけない。
その辺の、公務員の端くれがやる仕事ではなく、命がけの対応ができる人の集まりであるべきである。そうでないと、喋る事も判断力も未熟な子どもは守れない。