アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

給料改革を‼️

今日も、餃子の王将に行き、持ち帰りをした。

風邪気味で、なかなか買い物に行けなかったので、また、店屋物になった。子供の頃は、家が商売をしていたので、店屋物を取ることは、かなり許されないことであった。

 

餃子の王将は、美味しい。しかし、皿うどんと称する揚げそばには、ウズラの卵一個、エビ2匹、イカ1枚と決まっているらしく、それにキャベツの芯が必ず一つはいり、人参とキクラゲが申し訳程度に入っている。あとは安いもやしとキャベツ残党たちだ。いくら、580円とはいえ、これでは原価が見抜けそうなものである。それでも、今日のような平日の夜でも、餃子の王将の店は満員である。8時を過ぎても、客足は途絶えない。AUの餃子プレゼントもあるらしく、やたら餃子、餃子と店内がざわめく。それこそ、コーテルの大合唱である。

f:id:deebtomy8823:20171206231731j:image

そうだ、餃子の王将は、いついかなる時も、庶民の、見方であった。高校生の時には、餃子10人前を食べて、店内に写真を張り出してもらった。お金を払った記憶がなく、タダになったのだと思う。餃子は、当時より、格段に美味しくなった。どこに行ってもある程度同じ味が楽しめるので、あの看板を見ると、安心した。デートで、相手と餃子の王将で食事ができると、もう本物だという都市伝説もあった。それは、一緒に焼肉を食べることと、意味合いは違うが、結婚へのステップとして、一つのハードルでもあった。

f:id:deebtomy8823:20171206232654j:image 

さて、餃子の王将の店長は、給料がいいということは、周知の事実である。店員募集のポスターに、金額が書かれていた。それに、プラス、頑張り度によりさらに追加されるとのこと。今日行った店の店長は、すごい給料ではないだろうか?

 

これが、そもそも、働くことであり、仕事の、代償として、給料をもらうということである。

 

しかし、日本の多くの企業というのは、十分に稼いでおきながら、従業員にその代償としての、適正な給料を支払っていない。中には、日産自動車のように、役員報酬が、アホほど高い会社もある。

 

トヨタ自動車も、クソ儲けているのに、人員のリストラをすすめ、営業所も、5時には閉まるのである。車を見てもらうには、自分の仕事を休み、営業時間内に駆け込まねばならない。わたしは、トヨタの最高級車に乗り続けているが、10年前に比べ、格段にサービスの質が落ちた。6ヶ月点検の1週間後にバッテリーが上がった。タイヤ交換後6ヶ月で、タイヤの側面が割れた。安全点検という名目で、内緒のリコールは、この15年に2回もあった。それは、報道されずじまいであった。鍵の電池がなくなり、走れないと問い合わせれば、近くの電気屋さんで買ってくださいという。近くのトヨタからだれか駆けつけることもなかった。一日中、なんのサービスをしているのだ。そんな体たらく、中国の会社にも軽蔑されそうな会社でも、内部留保は、15兆円とも20兆円とも言われている。

払うべきところに払わず、ひたすら人員を削減し、顧客の利便性や安全性を脅かし、内部留保を貯めているのである。

 

政府は、働き方改革という。こんなバカな話はない。小泉や、安倍や、橋下や、麻生という、新自由主義者、右翼主義者が、自己責任の強要、公務員批判、労働組合の違法性の宣伝、などを執拗に繰り返したために、労使の適度な緊張感がなくなり、それこそ、産業革命直後の労使関係にまで退行してしまったのである。

今や、経営者や役員は、利益を貪り、政府の後押しで株で儲け、私財を肥やしている。労働組合も、賃金の上昇を主張し、ストでもデモでもすべきであるのに、しない。働く者の味方の労働組合も、いつぞや経営者や雇用者と、癒着し同じ顔になってしまった。

 

神戸の教員の組合も、役員はいずれ校長になる約束があるため、組合員よりも、行政側に立った思考をすると聞く。市の現業の組合も、力がなくなったらしい。自己採点をして、給料を査定しているという。人事考課制度は、もう、大企業は、どこも行っていないという。自己採点は、なんら企業の生産性向上とは、関係付けられなかったからだ。第1、上に立つ連中すら、付け届けで偉くなったやつだからである。人を働きで査定できるはずがない。うまくいかないときは、上のものが責任を取る。そのための役員報酬ではなかったか。

シュプレヒコール‼️

働き方改革ではなく賃金改革を‼️

 

さて、300兆円とも、400兆円とも言われる企業の内部留保。いっそのこと、内部留保している企業への打ちこわしを暗黙するか、内部留保内部告発隊を組織するかしてあばき出し、その非道徳性や、経営者の自己本位主義を、それこそ自己批判をし、財産を没収しなければならない。そのぐらいのことを決めないと、なんとか革命とやたら社会主義用語を連発する嘘つき政府には、バカにすんな革命を、そして、アベノミクス失敗、一巻の終わりの元凶を作った、ご丁寧にも賃上げをしてこなかった企業には、国民の怒りの打ちこわしを禁止するかわりに、国民に、1人200万円を配布する。そのぐらいのことをしないと、失われた20年の償いは、おわらないし、収まらない。

 

NHKの、討論会では、内部留保は、400兆円とも言われていた。こんな、ゲスい、国民をバカにした話は、どんな人も知り、自分なりの意見を持ち、戦わねばならない。

そして、選挙で仕返しをしてやる。

 

コラムニスト 田巻一彦さんによると、

財務省の法人企業統計によると、2017年4─6月期の企業の利益剰余金は388兆円。前期の390兆円から2兆円減ったものの、第2次安倍内閣が発足した時期に当たる2012年10━12月期の274兆円から114兆円増加した。

この間、企業収益は増加基調を継続。日銀の大規模緩和の反射的効果として円安が進み、それが企業収益をサポートしたとすれば、114兆円の内部留保の増加はアベノミクスの果実とも言える。

問題なのは、その間に企業の労働分配率が低下傾向を続け、国内設備投資もかつての景気拡大期のように増加していないことだ。企業が追い風を受けながら、その利益を抱えたままになっているのではないか、との「疑念」がわき起こる環境になっていた。

実際、麻生財務相も6日の会見で「設備投資などへの有効活用が必要」と述べている。

ところが、この大きな問題について、これまで野党第1党の民進党があまり関心を示してこなかったこともあり、国会論戦をはじめ国政レベルで大きな問題として取り上げられることはなかった。

希望の党の公約に盛り込まれたことで争点化しつつあるが、「課税」という対応が果たして効果的なのかどうか。

私は、課税されると分かっていて、企業がそのままキャッシュを利益剰余金として処理することはないだろうと予想する。」

 

まあ、みんなお優しい。

働く人と、経営者は、適度な緊張感が必要なのだ。そうでないと、向上していかない。

シュプレヒコール‼️

働 働き方改革ではなく、給料改革を‼️