朝の車内から 16
今朝は月曜日ということで、なかなか、起きれなかった。というか、目覚まし役の家族が、何も言わずに出てしまうことがちょくちょくあるが、今日はそういう日であった。
急いで朝風呂につかり、そういえばこれ体に悪いって言っていたなと、思いながらも、臭い匂いを懸命に落とした。
風呂上がり体重計に乗ると、あまり増えてはいない。この一週間、宴会も含め、どんどん脂肪分を溜めたのに、どうしてなのか?
確か、新しいシャンプーを買っていたのに、あれはどこに行ったのだろうか?
そもそもエネファームのために、朝風呂なんぞに入る必要はあるのか?
など、急に高速回転し始めた、処理能力の低い脳みそが、色々と質問を投げかけてくる。
う〜ん、深い。
森友問題は、といいかけた時点で着替えが終わり、後回しにした。
森友新忖度賄賂事件など、思い出したら、この国は、戦後72年間何をしていたのだと、思ってしまう。国民も、政府も、民主主義を学ばなかった。友達が危惧する教育委員会の付け届けなど、犯罪行為である。
なんだかんだ言って、急いでご飯をかきこみ、ネクタイをし、荷物を持ってりょうに会いに行った。小屋から左手だけが出ている。
また変な寝方だ。
笑かしよるなあ。
電車は、4本も遅れ。もう20分も遅い。
なのに、ICOCAカードを忘れてしまった。
ああ、6本遅れ。六本木ヒルズではない。
その電車に乗ると、案外空いていた。
二駅も進むと空席が目立つ。
それにしても、昨日テレビで見たマジックはすごかった。とかなんとか、また壊れかけた脳が、うららかな春の日差しを浴びて眠りを覚まし、過去の思い出を、そこはかとなく思い返しては、押し寄せてくるのである。