また台風だ
台風24号は、どこに行くかわからなかったが、ようやく偏西風に土曜日に乗ることがわかり、また、西日本に上陸しそうな感じである。
今回は、沖縄知事選や日曜日に行われる運動会への影響が心配になる。
台風はしょっちゅう来るので、あまり大騒ぎはしないが、今回も、気圧が低いままで上陸するので、今までと違う対応しなければならない。
そう思いながらも、今までと何をどのくらい余計に防御しなければならないかわからないのである。
テレビで気象予報士が説明する備えなどあてにはならない。話の内容は、誰でもわかることである。それより、じいちゃんに昔の経験を話してもらって聞くほうが、家屋が貧弱な時代に、台風と闘ってきた知恵がわかる。少しの雨風で大騒ぎをする東京で、なんだかんだ言われてもそんなこと今更という感じだし、何の役にも立たない。
前回、関空を襲った台風は、関西系列のテレビが、進路など刻々と伝えたため、自分なりに判断できた。状況がわかれば何とかするのだ。これは震災の経験だ。
しかし、友達によると、神戸の小学校では、前回の台風の時、もう上陸してくるのがわかっているのにもかかわらず、学校に職員をいつものように朝の暴風雨の間に出勤させた学校がたくさんあったという。いよいよ風雨が強まり交通手段が切断される中で、校長は帰宅命令を出すどころか、会議をさせたり、地域の見回りをさせていたという。教員は消防団なのか?
民間企業も、前日から、従業員の安全や家庭を守る対策が考えられていた。交通機関も、運休予定をはっきり伝えていた中で、そんな危ないことをする校長がいるのである。
神戸市教育委員会の闇は深い。
また、そんなアホに振り回されるのだろう。阪神淡路大震災で学んだことは、学校を守ることではない。命を守ることである。
その校長には家族はいないらしい。まあ、いろいろ犠牲にして一心不乱にやってきたのであろう。そんな人を選んだのだから仕方がないがどうなんだろう。子どもたちの命も守れるのだろうか?
授業時数がと言いながら学校に引き止めるのではないか?
幸い、日曜から月曜の間に近づくらしい。とにかく、それだけが救いだ。1人も亡くならないよう、じいちゃんを田んぼや水路に行かさず、ばあちゃんを家の二階に上げて、台風に備えよう。
金曜日の夜に帰ってくるはずの子どもは、日曜日に新幹線が運休するのではということで、帰省を延期した。