サラメシお弁当物語81 大阪都構想に騙されないで
構想は、未来を予測するもの。
実感のある今を、冷静に見ながら、各方面で批判的に分析しながら、未来の姿を紡いでいく。
冷静な判断と緻密な努力が実現させる。
どうしてあんなに大丈夫だと連呼するのだろう。公務員をどんどん辞めさせて、楽団や色々な文化施設を閉じさせ、必要以上に公務員の給料を削ってきただけの事業を、改革と呼んでいる。働き手を辞めさせるだけの経営なら、あのゴーンと同じである。
ちゃんちゃらおかしい。
おかげで、大阪はいくつかの文化を失った。学校に介入し、平均点や持ち出し点数アップのための教育に転換させた。伝統的に大坂の先生は放課後も自ら補習の担い手となり学力向上を地域と共にやってきている。大阪の行動は、まさに焚書坑儒の如き悪行である。
10万円給付の際も、神戸市や兵庫県が97.5%の給付をしている時期に、大阪市はわずか10%しか完了していなかった。
資本主義が進むと仕事は専門化され、容易に他者が交代できるものではなくなる。それ故に、家庭の役割を公的機関が肩代わりをしていかねばならない。例えば、保育や介護がそうである。プロの手に委ねるとより安全に効率よくサービスが提供できる。
特に家庭内の老老介護は悲惨である。
それなのに、維新は人員を減らすという。それがサービスの向上だと。嘯く。
イギリスはサッチャーの時に、これと同じことをした。小さな政府と名をつけ、公務員を削減し、徹底的に緊縮財政を実施した。結果はどうだっただろう。
惨敗である。
イギリスは、経済競争から脱落した。その反面ドイツが東西合併を乗り越えて順当に力を発揮し、ついには新リーダーとなっていった。イギリスは、その現状を嫌い脱出した。嫌になったらなかったことにするアングロサクソン流の付き合い方をまたも見せつけた。イスラエルのこと、インドのことなど、イギリスは多くの問題を作り世界の人々にぶちまけてきた。
大阪市民よ、もう一度考えてほしい。
神戸市長は、兵庫県と神戸市は、互いに切磋琢磨して、協力してやっていると明言している。
これは嘘である。
インチキであるが、平気で嘘をつくところなどさすがである。
教育委員会や組合は仲がものすごく悪い。
個人的には、130万人の神戸市は、三分割して別々の市にしてほしい。東神戸市、神戸中市、西神戸市にして、40数万人ずつの都市にしてほしい。それでも兵庫都は、馬鹿馬鹿しい発想だ。
ずっと上から目線で、意見をしても、知事や市長に鼻で笑われ、馬鹿にされ、嘲笑され続けてきた大阪の市民は、本当に立ち上がらないといけない。
官邸とカジノの約束をし、森友もうやむやにしてやり、そして万博である。何かが動いている。それは。保守的な官邸の憲法改正を賛成して協力し実現する代わりに、事業としての利権を個人的に頂こうという魂胆だろう。
またまた、あのお調子者が、政権よいしょをし、野党のくせに、野党をやじる。
在阪のテレビ局も、あのしょうもないグッドラックも、その失礼な言い回しに恐れをなし、神様のように扱い出演させる。もう、このプロパガンダをいつまで続けさせるのだろうか。ばかばかしい。
官邸と仲良しのお笑いのよしもとも、多くの芸人をコメンテーターとして報道に送り込み、賛成の声を上げさせる。
こんなのでいいのかなと、クリティカルシンキングを叩き込まれたおしゃれな街のわたしたちは、しかめっ面をしながら、そのニュースは絶対見ないようにしているのである。
よいしょしかしないマスコミは、兵庫県の公用車のこと話題にするより、その辺りのロジックを解いてみろ。
お弁当
18穀米なごはん
鶏そぼろ
エノキだけのバター炒め
めんたいこ
だし巻き卵
帆立の醤油炒め
朝揚げエビフライ
豚ロースの冷しゃぶ
レタス🥬
鶏そぼろは炒め方が難しい
何か直ぐにひき肉が板状に固まろうとしてくる。プロが作る、あのパラパラ感は、どうすればできるのだろう。