多くの大新聞が弱腰の中、一人気を吐いているのが、東京新聞である。
実に素晴らしい。
まさに、MVPである。
新聞社の中には、宣伝隊のような怪しいお気楽広報新聞社や、貧乏人や労働者を卑下するブルジョア新聞社もある。学校で同じ民主主義を学んだはずなのに、全世界から否定された戦前の体制を懲りないで懐古する輩もいる。
関西では。日曜の昼にはそういう輩が、テレビ番組で馬鹿馬鹿しいプロパガンダを繰り広げる。だから、関西では、感覚的に疑問を持つ人が多い中で、きっちり改革の方向を操作され、労働組合は卑怯者として誤解している人も多い。
改めて人それぞれだと感じる。
どんなに時代は変わっても、民主主義がなかなか理解できない人がいたとしても、ダメなことはダメだとはっきりさせないと、この国の将来はない。
国民が声をあげられなくなった国は、必ず滅んできた。この歴史を知らずして政治は語れない。
記者は、決して周囲の軽蔑や恫喝に負けず、懸命に真理を明らかにして欲しい。反対に、税金で暮らしているものは、国民に真摯に回答する義務がある。
小学校六年生も学ぶ政治の基礎である。
恥ずかしいぞ。