行け行け‼️村上誠一郎
一昨日の、BSーTBSの番組で村上誠一郎元行政改革担当相が、出演していた。
外国人記者に囲まれ、現政権がどうして支持率が低下してきたのかを、歯に絹着せぬ物言いで、気持ちよかった。
久しぶりに、この人はわかっていると感じた。お金を、お友達に分散し、時々不倫をするだけの政党である自民党に、哲学と理念をもって働いている人がいると知って、驚くとともに、応援したくなった。
そもそも、政権政党には、色々な決断が強いられる。どれを選ぶか、どっちにするかという時には、今の状況で判断していい場合と10年20年後を俯瞰して決定しなければならないことがある。未来を語るには、よく勉強しそうなるような施策を実行しなければならない。だからこそ、議員には常に学び、提言していく力がいる。
民主党の鳩山代表にも、菅代表にも、それはなかった。あるべき論が前面に出て、沖縄の基地問題も、消費税の値上げも、実に唐突に提案し民意を失った。組合貴族、批判ロジックでは、新しいことを、生み出してはいけない。その上意下達型のシステム慣れや、聞く耳を持たない以上唯我独尊体制に、決定的に持ち得なかったものは、学びの心である。もう、多くの国民は、そういう政党が、どう名前を変え、人気のある女性代表を選んだとして、やすやすと認めるはずはない。弱者の代表として、働くものの見方として交代したのにもかかわらず、何かを無償にしただけの政党なんて、もうポンコツなのである。
言っておくが、実は、自民もずいぶん前からポンコツである。政権に居座らないと、今までの富の不公平配分も発覚するし、利権も失われてしまう。とにかく、是が非でも政権政党でないと困るために、他政党と連立を組んできた。他の考えと馴染んでやっていくというのは、学び方の1つではあるが、果たして、選挙に勝つためだけで、口から出る言葉を変えられるであろうか。その嘘っぱちを1番初めに聞くのは自分の耳なのである。本当に、やってはいけないことをやっているのである。
さて、村上さんには、ぜひ総理大臣になっていただいて、学ばない連中や、極端な全体主義の帝国論者、お気楽現世利益主義者を排除し、もう一度保守の真髄を極めてほしい。
その時こそ、本当の対抗勢力が生まれ、日本はまともな国になる気がする。願わくは、その対抗勢力の参謀として、一戦を交えたい。