アヒージョはなかったけれど
昨夜は、北須磨までフランス料理を食べに行った。
歩行がおぼつかない、高齢の母も一緒に行った。子どもの就職内定祝いだ。
4月から、家を出て、一人暮らしをする。なにか、大丈夫かという話である。
店は玄関まで車を寄せられる。
名前を言い、応接間でしばらく待った。
テーブルに通され、始まった。
すでにメニューは置かれていた。
メインを選び、飲み物を少し急かされながら選んだ。
シャンパンと赤ワインを、それぞれハーフボトルで頼んだ。これだけでも、一人前の料理の値段を上回る。
料理は、さすがそれぞれしっかりしている。フランス料理らしく、量は多くない。その分、味はしっかりしている。
20年前に、6年間、接待で月に2回はフランス料理を食べていたが、それとはまた違う。
一つずつ、味わい尽くさないといけない。いろいろマナーと、言われるものはあるけれど、客だから食事は楽しめばいい。これは、ドラマ「王様のレストラン」から学んだことだけど。
品数が多かったのと、パンをたくさん食べて、ワインも飲んだので、結構お腹がいっぱいになった。
会話をするために、味を工夫し、凝縮しているのか、なかなかのものであった。
母は、はじめてのフランス料理に、口数は少なかった。