10 飛び跳ねるどぶネズミ
てんちゃんは、生まれて3ヶ月半。
茨木の駐車場に捨てられていた、野良猫である。母親と生き別れ。お腹はキジトラ、背中はサバトラ。ハイブリッドである。
カミツキガメ状態は続いてはいるが、ついに、台所猫となりつつある。
台所のカウンターに登れるようになり、料理を前から眺めるようになってきた。
どうやら、水が飲みたいときは、シンクに飲みに降りているらしい。なんたることだ。この前は、まな板を踏んで行った。子どものカレーの皿を跨いだりする。これは不潔だし、それ以上に、またいろいろなところを消毒しないといけない。
本棚の下で寝ていたり、部屋の隅まで潜り込んでいるから、体がモップなのである。
それでも、今はナマの魚が食べられるようになり、おこぼれ頂戴も身につけてきたようだ。母が、昔飼っていたとおりにてんちゃんに接するようで、自由度を学んでくる。この頃、ギャーギャーうるさいのも、母直伝かもしれない。
猫はアレルギーを引き起こすことも多いので、慎重かつ掃除が大切だ。まだ、子猫で毛は抜けないが、何かを撒き散らしているはずだ。
飛び跳ねるどぶネズミと言われないよう、今夜は風呂に入れようかなあ?